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【迷惑より得を考える】

今日は『迷惑より得を考える』
についてお伝えしていきます。

当たり前すぎることですね。

普段
「ご迷惑をおかけします」

「お手数をおかけします」

「いつもお世話になっております」

文章やメールで常套句もしくは
社交辞令で使っていませんか?


日本は「謙譲の美徳」
通念となっています。

相手に感謝する、尊敬するは
損得勘定抜きに大切なことです。

迷惑や手数をかける
世話になっている等の言葉は

一見するとかしこまって
丁寧に聞こえます。

しかし、冷静に聞くと
迷惑や手数をかけるは
やめてほしい行為です。

私も丁寧さを心掛けようと
文面に記載する時や話す時に
乱用していました。

聞き手側の立場になると
相手を重んじているどころか
迷惑、手数をかけている
なぁと実感しました。

かなり恥ずかしいと感じました。

そうであれば

「いつもありがとうございます」

と発信しているほうが
まだマシだと思います。

本当に迷惑な行動をした時は
心から謝罪してください。


これはビジネス、プライベートを含め
誤った解釈をして伝えているのでは
ないでしょうか。

相手にメリットがありますよと
お得度を発信しておきながら

実は先に恐怖を煽って自分達の
目先の利益を最優先に
している光景があります。

まさに相手に迷惑を与えて
自分達だけの得を考える。

最低最悪の状態です。


「プロスペクト理論」
実証されていることもあり

人は痛みや恐怖に対して
過敏に反応します。

昨今の医療業界が該当しています。

人は痛みや恐怖を見せられると
IQが下がり一刻も早く
避けたい気持ちが勝ります。

いわゆる思考停止状態になり
冷静な認識、判断が
できなくなります。


緊急性や恐怖を提示するなと
言っている訳ではありません。

過剰に緊急性や恐怖を煽り
迷惑や手数に導くことを
しなければいいのです。

最初から相手が得することを
考えていれば過剰に煽ることを
する必要がないはずです。


つまり、「Give&Give」
発想が大切なのです。

例えばデートする時に
自分の事ばかり考えていると
どうでしょうか?

単なる自己満足主義者か
悪く言うと「泥棒」です。

お互いに「もらう」発想でいると
依存性が強くなり関係性が
こじれやすくなります。

恋人夫婦間で別れる要因は
大方相手に強烈に期待を
しすぎていることです。

自分が可愛い、正しいと
認識して双方が自己主張し合い
駄目になるのがオチと
いったところでしょうか。

そうなるのであれば
損してでも徳を取ったほうが
修復できる余地があります。


感謝と同じで「与える」ことも
強制的、義務的に行っていては
ストレスを感じて続かないです。

「見返り」を求めようとせずに
相手に得することを考えて

結果としておこぼれで
自分にも得が巡ってきた
くらいの感じが
気楽で良いでしょう。

コミュニケーションの段階で
いかに信頼関係を築いているかが
重要になってきます。


迷惑や手数をかける言葉や行為を
今すぐに止めて相手が得することを
考えて発信していきましょう。

ビジネス以上に身近な環境から
「Give&Give」を実践したほうが
体感できると思います。

家族、友人、知人等から
実践するのをお勧めします。

言葉の変換からでも良いでしょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。








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