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【対人関係を悪くする20の癖】

本日は
『対人関係を悪くする20の癖』
についてお伝えしていきます。

AIが発達してますます人同士の
コミュニケーション力が
問われる時代になってきました。

昨今の課題や問題となっているのが
ほとんど対人関係と言われています。

アドラー心理学が目につくのも
時代背景を表しているのでしょう。

何度か対人関係の話題を取り上げましたが
今回はその根っことなる悪癖を考察します。

『対人関係を悪くする20の癖』
エグゼクティブ・コーチである
マーシャル・ゴールドスミス氏が
提唱している概念です。

特に職場での悪い癖に焦点を当てていますが
プライベートでもそのまま当てはまります。

以下が20の悪い癖です。

1.極度の負けず嫌い。
  何を犠牲にしても
  どんな状況でも
  全く重要でない場合でも
  勝ちたいと思う気持ち。

2.何かひと言価値を付け加えようとする
  どんなことにでもちょっと口出ししたい
  という強い欲望。

3.善し悪しの判断をくだす。
  他人を評価して、自分の基準を他人に
  押し付けようとする気持ち。

4.人を傷つける破壊的なコメントをする。
  不要な皮肉や痛烈なコメントをする。
  そうすれば自分が切れ者で機知のある
  人に見えること。

5.「いや」「しかし」「でも」で文章を始める。
  これらの否定的・限定的な言葉を使いすぎる。
  ひそかに「私が正しいんだ。あなたは間違っている」
  と言っているようなもの。 

6.自分がいかに賢いかを話す。
  他人が考える以上に
  私は賢いんだと見せたい欲望。

7.腹を立てているときに話す。
  感情的な興奮を経営ツールとして利用する。

8.否定、もしくは
  「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う。

  頼まれもしないのに否定的な考え方を
  他人に吹き込もうとする。

9.情報を教えない。
  優位な立場を保つために
  情報を他人と共有しようとしない。

10.きちんと他人を認めない。
   賞賛し褒賞を与えることができない。

11.他人の手柄を横取りする。
   成功に対する自分の貢献度を
   過大評価する一番嫌な手口。

12.言い訳をする。
   不愉快な行動を変えることのできない
   生まれつきのものとして片付け
   他人が仕方ないと思うようにさせる。

13.過去にしがみつく。
   自分の責任を過去の出来事や人のせいにする。
   自分以外の人全てのせいにすることの一例。

14.えこひいきする。
   誰かを不公平に扱っていることに気付かない。

15.すまなかったという気持ちを表さない。
   自分の行動に責任をとらない
   間違いを認めない
   自分の行動が他人にどう影響したかを
   認めることができない。

16.人の話を聞かない。
   職場の人に対して敬意を払わない。
   もっとも受動攻撃的な形。

17.感謝の気持ちを表さない。
   非常に基本的な悪いマナー。

18.八つ当たりする。
   単に手助けしようとする罪のない人を
   攻撃したいという誤った欲望。
 
19.責任回避する。
   自分以外の人をみんな責める。

20.「私はこうなんだ」と言いすぎる。
   自分の欠点をまるで長所のようにほめそやす。
   それが自分なんだと主張する。  


いかがでしょうか。

ひょっとしたら全部該当しているかも
しれないと内心ドキッとしました。

自分では感じていなくても周囲は
悪い癖を受け取っている可能性があります。

言ってる本人が気付いていないので
周りからのフィードバックが必要です。


20個の中でもビジネス
プライベートにかかわらず
個人的に問題と感じるのは
下記の7つになります。

4.人を傷つける破壊的なコメントをする。

5.「いや」「しかし」「でも」で文章を始める。

12.言い訳をする。

15.すまなかったという気持ちを表さない。

16.人の話を聞かない。

17.感謝の気持ちを表さない。

19.責任回避する。


20個全てピックアップしたいところですが
最短で実行できる項目を
私的な観点で選んでみました。

相手に対して傾聴する
感謝・尊敬の気持ちで接する
自分に責任を持って取り組む
これに尽きます。

当たり前のことなのですが
人間のエゴは悪い方向に作動しがちで
つい自分さえ良ければという
短絡的思考に陥ってしまいます。

何度も繰り返しになりますが
自分の悪い癖を素直に
認めることから
改善が始まります。

そんな悪い癖はないと打ち消して
傲慢に突き進むと成長も発達もしない
ただの石頭人間になるだけです。

相手を変えようとせずに
自分の内側を見つめて問題を
溶かしていくような感覚になれば
楽な気持ちでいられます。


いよいよオリンピック開会ですね。

この賛否両論が起こること自体
分断して闘うか逃げるの構造を作り出し
仕掛けた者のドツボにハマっています。

ここまできて悪い癖を発動するのは
アスリートに敬意がありません。

日本国の安心・安全を祈願して
感謝・尊敬の気持ちを示しましょう。

今日も読んでくださってありがとうございます。






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