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嫉妬〜「可愛くてごめん」から分かる、出る杭は打たれる国ニッポン〜

こんにちは。令和を生き抜くZ世代、ひよこ3世です。

突然ですが、あなたは周囲から嫉妬されて
「なんだコイツめんどくさいな」と思ったことがありますか?

私は今までの人生でそういう機会が多くありました。

とくべつ、大成功したわけではありません。

めちゃくちゃ才能があったり、お金持ちだったり、美人でなくても、この国には「自分より優れている!」と思っただけで、嫉妬する人間は沢山います。

そして、それと同じくらい、嫉妬されたことで傷つく人間も沢山いるのです。

お互いにお互いをスルーできないのです。

「嫉妬する人間」は成功した人の努力にさえ、嫉妬します。
そして、意地悪や嫌味を言って鬱憤を晴らします。
もしくは相手のアラを無理やり探そうとします。

そして日本人は、その度に
「出る杭は打たれるのだ」「控えめに生きよう」「目立ってはいけない」
そう自分に言い聞かせます。

「可愛くてごめん」


令和の若者の間でバスったHoneyWorksの「可愛くてごめん」という歌を知っていますか?

歌詞をよく読むと分かるのですが、

この女の子は、「自分はどうしたいのか?」ということをよく分かっており、
好きな格好をして街を歩きます。
理想の自分でいるために、自分磨きや努力も欠かしません。

また、自分自身の個性を大事にしています。
それゆえに周りから浮いており、基本「ぼっち」です。

しかし、彼女は全くそれを気にしません。
むしろ「自分の味方は自分でありたい」と思っています。

そう、彼女は「努力し、結果も出し、そんな自分を肯定している人間」なのです。

素晴らしいですね。

しかし、もうお気づきかと思いますが、
こういう人間は「嫉妬する人間」の格好のエサになります。

「嫉妬」は女だけの問題ではない


嫉妬という字は女へんですが、「嫉妬」は女だけの問題ではありません。

男も嫉妬します。

自分より先を行く同僚に、自分より優秀な部下に、自分より成功している女友達に嫉妬する男もいます。

男女関係なく「嫉妬」する人間は恐ろしいです。

意識的、無意識的に、相手の足を引っ張ります。
あわよくば引きずり下ろそうとします。

自分と同じところまで落ちてきてほしいのです。

「可愛くてごめん」の女の子のような「自分を持ち、他人と比べられても、それを維持する」強さを持っていません。

むしろ、いつも他人と自分を比べています。

彼らはすぐに嫉妬しますが、それは彼らが周りより劣っているからではありません。すぐに自分と他人と比べてしまう内面性、要は性格の問題です。

それゆえに、ちょっと舐めていた相手が、いつの間にか自分より上にいるという事実が許せないのです。

そしてまた、「自分が周囲から嫉妬されない存在」ということが悲しいのです。

なぜ、可愛くて「ごめん」なのか


これは、すぐに嫉妬する人間への「皮肉」だと思います。

「可愛くてごめん」
そう、この歌は人気も出ましたが、一方である人々から反感を買いました。

努力し、結果も出し、そんな自分を肯定している人間」の歌だから
ムカつくのです。

さらに上記した、優秀な人間で「ごめん」という意味合いの「皮肉」が、
さらにそのイライラに拍車をかけたのではないでしょうか。

「ごめん」と思うのは仕方ない


私たち日本人は「自慢はよくない」と思い込まされています。
「謙虚に生きる」ことが美徳だと思っています。

上手くいっている人間であれば特にそうでしょう。
「成功者ほど腰が低い」とよく言います。

しかし、そんな中でも「嫉妬する人間」はいます。
そして「嫉妬」とは、ある種の「攻撃」です。

「優秀」だからムカつく!
     ↓
ムカつくから「優秀な人間」を「攻撃」する
     ↓
しかし「優秀な人間」ほど自分を「優秀」だと思っていない
     ↓
余計にムカつく!
     
私たちはこういう、ちょっと困った世界で生きているのです。

特に優秀な人間ほど「上には上がいること」をよく理解しています。
精通している分野の階層がどうなっているか
よく知っていることは当たり前ですね。

つまり、「優秀な人間」ほど、どんなに素晴らしい才能や特技があっても
いやいや自分なんてそれほどではない」と思っているのです。

そしてそれが「嫉妬する人間」の燃える妬みの炎に、さらに油を注ぎます。

こういった環境を思えば、自分の優秀さに対して、反射的に謝ってしまう人がいることも仕方ないと思います。

「可愛くてごめん」の「ごめん」は、そういう人間への皮肉にもなっています。

恵まれていることは「悪」ではない


そう、本当は優秀だからといって謝る必要なんてないのです。

自分が同僚より、上司より、友人より、親より、
恵まれているからといって
罪悪感を抱く必要も、申し訳ないと思う必要もないのです。

不必要な「謙虚さ」はドブに捨てて、堂々とすれば良いのです

嫉妬されるということは
才能があり、魅力的で、優秀で、恵まれている証拠です。

皆さん、もっと自分の「素晴らしさ」を自覚しましょう。

今日、私が一番お伝えしたかったのは、このことです。

「嫉妬する人間」のしょうもない習性に惑わされないでください。
自分の目標や、努力の理由、目指すべき場所、夢、希望を思い出してください。

それでは、令和を生き抜くZ世代、ひよこ3世でした。


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