思春期

死ぬつもりはないかすり傷で、手首を
切った。オーバーにも救急車に乗った
17歳。不登校で家にこもりがちで
家の者に悲しみを訴えるつもりの
行為だった。ひきかえして学校に行く
つもりはさらさらなく、道は
とだされた。浅く切った手首など心
の痛みにくらべれば軽いもんだった。

私のゆく道は私の問題であり精神科
だった。色んな薬できくこともなく
時が解決するものだった。
思春期とは痛みとつながっていて
当たり前の神経病だったもう
死んでやるは私の口癖で強気の挑戦腰
であったこれは生命力の強さの表れで
私の躍動感だった。病は続き、いい年
まで終わりなき病が続いた。

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