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身代わり    詩

周囲の同情はいらぬ。母の哀れみだけで充分だ。この世のたった一人の母は
娘の病を哀れむ。そして代わってあげたいとゆう。母が事故してからとゆう
もの、私は元気になった。不思議な
現象だ。やはり子の身代わりに病気に
なった母はさぞ満足したであろう。母
の悲願は娘の病を治して欲しい事。
随分、力を入れたものだった。哀れみ
を娘にかけて念願叶う。自らを犠牲に
して。

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