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幼児体験     詩

天真爛漫に笑って。
天真爛漫に涙を流して。
天真爛漫にワガママを言って。
さらに無邪気にジャンプして。
そしてこけて、幼児体験に憧れを抱くんだ。
私は園児。
もう一度幼稚園に戻って遊ぶんだ。
誰の目も気にせず遊ぶんだ。
幼児体験に渇き幼き子供になれなかった私。
どうやら困らせない子供に良き未来は
やってきはしない。
年老いた親に迷惑をかける大人になり収め所のない大人となってしまうんだ。
父よ、母よ許してと心の中で謝罪しても行動は止まりはせぬ。
どうして私は幼子なの?と問うて命を
閉じるんだろうか?

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