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家族の香り   詩

生きた花の香りのしない仏壇。
造花で放置し、手を合わす事も忘れがち。私の空念仏をあげた所で邪心だらけであった。シャットアウトされた
祖先への願い事。線香は減らずにローソクはとけない。罰当たりの一家は
日々の生活に追われ皆それぞれの病院へゆく。手を合わせぬから母の事故があったわけではない。私は時の流れを
信じている。
今度の面会はいつだろうか?

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