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冬を待つ    詩

冬よこい、恋人を待つ様に冷たい風は
微笑んで突風をまき散らす。
その姿の為、私はコートを着て、髪は
乱れ、飛ばされぬ様地面にしっかり足をつけるんだ!愛らしい春に負けぬ様
せり合って、心強く辛抱する冬の心。
なんともいじらしく、寒さを嫌う人の
多い事か思い知る。
寒い事に嫌じゃない私も居るんだよ。
変わり者と言えば冬に失礼じゃないか。
あたたかな鍋は冬だからおいしいんだよ。
とにかく冬よこい!
冷たい風よ微笑んで!

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