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父の存在     詩

近頃父が哀れに思えてきた。
うとましがってた自分が悪かったと気づいた。
妻は寝たきりのホームへ行き、夫婦の
片割れを失い必死で通いつめる父が
哀れだ。
まだ私と孫が支えてるからね。
精神的には落ちついて。
お金がなかったら私に言って!
少々ばかりならあるから。
節約精神が大切と分かり出した今頃、
父のありがたみが身にしみている。
悲観さえしなければ父は立派だ。
たぶん予測では長生きするよ!
母もそう言っていた。

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