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お空の綿あめ  詩

雲は綿あめ、そこに蜜は存在するのかな?乳母車を止めた母親はそんな事を
考えながら空を見上げた。そして再び
乳母車を押し出した。赤ん坊が日焼け
しないだろうかと日焼け止めクリーム
を塗りたいが肌に害を及ぼすなら日焼けしたほうがいいと判断した。お空の
雲を食べさせてあげたい。そんな母性愛が働く母親であった。ただし蜜がないと味気ないけれどもきっとあまーい
あまーい蜜の味なんだろうと思えて
しょうがなかった。

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