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幸福       詩

人は私をお人形さんみたいと呼んだ。
しかしオブラートに包まれたいわくつきの人形じゃ嫁入り奉公に安く値段が
つく。
タブーの名の病に犯されそれを未来の夫は半眼で抱く。
見た目のあどけなさは以外にも暖かく
家庭のポジションに収まった。
良かったと年老いた夫の親は喜び
やっと落ちついた息子に涙をこぼした。
二人共オブラートを外したら似た者同士で私だけのハンデじゃなくなった!
長い独身だった夫にも非があり、バカ
息子の様であった。
ぷっとタブーの娘はユカイになり、
この結婚は成功だと分かった。
幸せでお互い優しさであふれた。

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