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相手を知るには自分らしさを知る

私はずっと人に対して(自分に対してもですが)無関心でした。

無関心とは対象の人やモノなどに対して興味を示さないことですよね。つまり感情が動かないということです。なので、よく聞くと思うのですが、

「好き」の反対は「嫌い」ではなく、「無関心」なのです。

「嫌い」というのは感情が動きます。マイナスの感情ではありますが、それは自分の中のなにかが刺激されているからです。たとえば職場の同僚が嫌い!みたいなときって、その人がいつもニコニコしていて人気があるのがいい子ぶってて気に入らない!とかなら、羨ましいっていう感情が「嫌い」に変換されて現れたりします。

でも実は、その「羨ましい点」というのは、自分の中にも眠っていて自分にもやろうと思えばできる事が多いんだそうです。相手のことを嫌いな点というのは、自分も持っている要素だから刺激されるのかもしれません。どちらにしても嫌いも関心を示している感情です。

なので自分の感情に気づけば、自分のことも相手のことも理解できることが多いのです。

自分に気づいて、相手に気づく

今や知らない人はいない大谷翔平選手が、日本ハムファイターズ時代に使った目標設定法(マンダラチャート)の生みの親である、原田隆史先生は自身の著書の中でこんな説明をしています。

「自分に気づいて、相手に気づく」
人間は、自分のことを知っているその深さに合わせて人が見えるという。自分研究をしなはれ。

達成する人の法則

自分が無関心だなんて、カケラも思っていなかった私ですが、ある時、片思いをしている人に送ったメッセージが無神経だったようで、「もう連絡しないでください。なぜなのかは自分で考えてください。」と、丁寧語でバッサリ切られてしまいます。

当時、何度も何度も泣きながらメッセージを読んで考えたものです。でも、何度読んでもなぜなのかは分かりませんでした。推測できたのは、自分が無神経なのが原因で怒らせてしまったんだろうなということだけです。

無関心が板についている私ですので、言われた相手が彼でなければ一生考えず放置だったと思います。でも大好きな人が「自分で考えて」というので、いろいろ調べてみることにしました。恐らく、これが私が人に興味(関心)を持った最初の事例です 苦笑。

そして、行き着いたのが原田先生も言っていた「自分を知るのが先決」ということです。

どこまで行っても、なにをどう調べても、相手が本当はなにを考えて、どう思っているのかなんて、他人なんですから正確に分かるわけないんです。

自分を知らないから、相手に自分がどんなダメージを与えているのか分かりません。もちろん、自分ではなんとも思わないことで相手が傷つくこともありますが、自分を知らなければ、傷つけたくない人を意に反して傷つけてもずっと気づかないままかもしれません。

自分を良く見せようとムリしてない?

自分から近づきたい人がいるなら、自分を知って持っている価値を明確にすることです。それが「自分らしさ」になります。好かれようとか、嫌われないように、大きく見せようなどと、ムリをして自分らしさが出せなければ自分が苦しいだけです。自分らしさを素直に出すことで相手に嫌われるならご縁がなかったということです。これは恋愛関係だけでなく、関係を築きたい全ての人に対して言えることです。

ただ無関心ってほぼクセです。自分を知るなんて、なおさら考えるのがめんどうになります。いくら片思いの彼に言われたとしても普通なら忘れます。でも私の場合、考えざるを得ませんでした。なぜならハイヤーセルフ(高次元の私)が忘れさせてくれなかったのです。
ハイヤーセルフの過去記事↓↓↓

今は瞑想にしか出てこないハイヤーセルフは、当時、覚醒している時も事あるごとに出現して質問してきました。
「あなたはどうしたいの?」
「彼じゃなくて自分のことだよ!」
「あなたはそれでいいの?自分で考えた?」
「それはあなたの本当に望んでいることなの?」
「逃げてない?人は関係ないよ!」

片思いの彼のことだけでなく、仕事のこと、人間関係、生活面などのこともすべてにおいて、私はどうしたいのか?と質問してきます。この質問攻めが3年くらい続いたことで、私はじっくり自分と向き合うことができたというワケです。

彼の言葉やハイヤーセルフの質問は、それまでの私の人生を大きく軌道修正させながら「幸せ」「目的(理想の未来)」「自分軸」「自分らしさ」などを少しずつ明確にしていってくれました。幸せな自己実現の土台になるのは「自分はどうしたい?」の明確な答えです。

自分はどうしたい?という質問はどんな場面でも使えます。なにかにつけて気づいたら自問自答すると、迷いが少なくなり大きな決断もすんなりできたりします。

相手も自分も愛で満たす第4チャクラを瞑想して整えるのも効果的です。

自分らしさを表現するなら第5チャクラです。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

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