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小さな🌟働き方改革9~楽しようデジタル週案!!

忙しい先生たちの手を煩わせる仕事に週案の作成があります。
私も担任時代は、毎週毎週の業務で一年間ひたすら続く、手間のかかる週案作成にはいささかうんざりしていました。

楽をさせてほしいから、教科名しか書かないで提出していた時代もありますが、その後、きちんと本時のめあて(➞簡単な指導内容まで求められたりしました。)ぐらいは記入するようにという指導があり、さらに負担感は増していきました。

職員室で、先生方の様子を見ていても週の半ばあたりから、週案作成にかかずらっている姿を多く見かけてきました。現在では、少しでも手間を軽減できるようにとデジタル文書で作成する例が増えました。

勤務していた自治体では、そうしたデジタル(エクセルベース)の週案をより”楽”に便利に作成することができないかと改善を加えてくれた先生がいてました。

そのエクセルベースの週案では、時数の集計のみならず、プルダウンで教科名を入力し、さらに本時の内容まで同じようにプルダウン的に入力できるシステムが構築され、相当に業務改善につながるものでした。身近な利用から始まり、口コミ的に広がり、今では自治体内の数多くの小学校の先生方(相当な割合で利用されています。)が活用しています。利用も年数を重ねてバージョンアップもなされ、不具合もなく利用されるようになっています。採択された教科書の指導内容を初期設定する必要はありますが、それさえ済ませてしまえば、採択されて入り期間は、このシステムの利便性を享受することができます。

☆担任の先生方の大きな業務軽減になると思い、開発者と相談して、広く紹介をしてみようということになりました。


働き方改革的には、週案の提出が義務付けられずなくなるのが最善のように思えます。しかし、週案は、準公簿として位置づけられていて、自治体ごとに異なるかもしれませんが、行政が行う監査や実態調査の対象になりますから容易になくすこともできないと思われます。何かあった際には、授業を適正に行った記録として提出を求められることもあります。教育活動中に起こった不祥事や公務災害では、準公簿としての週案の提出が必要でした。

業務自体をなくせないのであれば、計画予定として有効に活用できるように心がけることが大事ですし、その作成はできるだけ負担を軽減したいというのが開発者と交わしてきた思いです。

4年周期の教科書の検定も行われ、令和6年度の小学校から新しい教科書が使用されることになります。新しい教科書の採択に合わせて、活用できるようになったら、少し”楽”になるのではないかと考えています。

採択前でも令和5年度に間に合わせれば、活用は可能です。いずれの場合も初期設定は必要ですが、ご依頼をいただければ準備することができますので、興味があったら、DM等でお声掛けください。

☆自治体で採択される教科書を設定しますので、市町村単位であればどの先生でも利用できるようになりますので、広く使用できれば、週案作成の業務軽減には寄与すると思います。

【別記】検定・採択の周期 (mext.go.jp)

文科省HPより 検定採択の周期 
週案の教科名はプルダウン入力
教科名から単元名リストを選択
教科書に合わせて活動内容を選択
エクセルシートからのプリントアウト
自働的に集計される時数計算
モジュール設定画面


簡単なご紹介でした。


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