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【導入事例|CASE1.】学校法人沖学園 隆徳館中学校様

ピンチがチャンスに。生徒に人気の選択授業が誕生しました。


この記事では、株式会社イージアが提供するコンテンツを導入されている学校や企業の方々に、導入の経緯や活用事例などをご紹介いただきます。CASE1.は、2022年度後期からマインクラフトⓇプログラミング学習教材「V-code(ブイコード)」を導入されている、福岡の私立中高一貫校「沖学園隆徳館中学校」様です。

どのような授業でV-codeを利用されていますか?

中学校の選択授業で「プログラミング」の授業を用意しており、そこでV-codeを利用しています。頻度としては週1回です。

V-codeを導入された経緯について教えてください。

以前は同じコマで、オリジナルのプログラミング授業を実施していたのですが、担当していた教師が異動になり授業ができなくなったことがV-code導入のきっかけでした。前任者はプログラミングに詳しい人間でしたので、言語を教えるような授業ができていたのですが、そのような授業を代わりにできる人間は職員の中にはおらず、どうしようかと悩んでいたところにV-codeのお話をいただきました。

自立型の教材だから、専門知識がなくても授業ができる点は、学校にとって大きなメリット。


どういった点が導入の決め手になりましたか?

自立型の教材なので、専門的な知識がなくても授業運営ができる点が一番大きかったと思います。あとはカリキュラムがしっかりとしていて、体系的にプログラミングが学べるところですね。いきなり言語を学ぶようなものではなく、命令が書かれたブロックを組み合わせて、「ループ」や「条件分岐」といった、プログラミングの考え方を学んでいく点も学校の授業に適していると思います。マインクラフトというゲームについては、我々は正直よくわかりませんでしたが…。

生徒の評判はいかがですか?

とても好評です。導入後の授業初日で、担当教師が「今日からマインクラフトやるぞ」と言った時の生徒たちの盛り上がりは今でも忘れられません。逆に、他の科目を選択していた生徒から「マイクラでプログラミングができるなら、この授業を選択したかった」と文句を言われたほどです(笑)。

沖学園隆徳館中学校・高等学校 教頭 竹下弘司様

パソコンとネット環境さえあれば、導入は驚くほどスピーディー。

年度途中でしたが、導入はスムーズに行えましたか?

スムーズかつスピーディーでした。前期の途中にお話をいただいて、教員向けに説明とデモレッスンをしていただき、後期には無事に授業をスタートできました。パソコンとネット環境さえあれば、導入は驚くほどスピーディーですね。こちらの手間も少なかった印象です。

導入後の授業は問題なく進められていますか?

導入後半年間は、V-codeで何ができるか、何をゴールにするかを模索していた時期でしたが、方向性を決めた現在では、とてもスムーズに進められています。V-codeの教材を見ながら、生徒は基本的に自分で学習を進め、ポイントとなる部分を教師が指導するというスタイルです。

自立学習だけでなく、先生の指導も加えられたのですね?

今年度からは、高校で「情報Ⅰ」を教えている教師が中学校でも授業を担当することになりました。これは高校の「情報Ⅰ」への接続、そしてV-codeで学習したプログラミングの考え方をさらに深く理解してもらうことを目的としています。どういう成果が出るか、今からとても期待しています。もともとピンチから始まったV-codeの導入でしたが、チャンスに変えることができて満足しています。


【データ】

学校法人沖学園 隆徳館中学校・高等学校様
福岡市博多区竹下2-1-33

1992年創立の中高一貫校。ICT教育、オンライン教育、対面式教育をさまざまな場面で適切に組み合わせた、効果的で安定度の高い「ハイブリッド教育」を実践している。

【導入コンテンツ】
マインクラフトⓇプログラミング「V-code(ブイコード)」

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