しくじり社長の旅館奮闘記 Vol.30
倒産寸前を何度も繰り返し、しくじりだらけの人生を少しでも教訓として役立てられたらと思いまして、私が学んだことを配信していきます。皆様のお役に立てたら幸いです!
【人権と教育】
人権について、うちの取組みを発表してほしいと、安曇野市の生涯学習課からご依頼をいただきました。
人権???
ということで、私がしゃべれることがあるのだろうかと考えてしまいました。うちの取組みは確かに不登校や引きこもりの若者だったり、犯罪者や障がい者、生活困窮者など、様々な世の中で言われる弱者という方たちの支援をしていますが、これが人権と言えるのかと思いました。
そこで、私たちのやっていることと人権について考えてみました。
人権をネットで調べると、
と出てきます。イメージが難しいですが、私は人権と聞くとパッと思い浮かぶのは、いじめや差別が浮かびます。
では、いじめをなくせ!いじめをするな!と言っていじめがなくなるでしょうか。そんな簡単になくなれば、とっくになくなっているはずです。
それよりも、一人ひとりが赦し合って、助け合って、幸福を感じられたら、いじめや差別はなくなるんではないかと思います。その為に教育があり、これが真の教育なのでは?と思っています。
人は一人ひとり違います。私も皆さんと違います。
違う個体同士であるということです。
だから、自己中心的な人もいれば、他社依存的な人もいて、いろんな人たちが関わり合って生きているのです。人は群れる動物です。違う個体同士だからこそ、その中では折り合いをつけていかなくてはうまく行きません。
それが変わろうとすることなのです。
この変化を助け、促すことが、真の教育であり、その目的が人権を守ることなのだと思いました。これを私の慕っていた元東大名誉教授の故大田堯先生は学習権と言いました。人は学ぶ権利があると。それは、社会の中で幸福に暮らせるために学ぶ権利であり、基本的人権だと教えています。
私どもの取組みが人権の話として成立するとすれば、誰もが輝く世の中を研究しているというところでしょうか。ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けません。他の物質で磨こうとしても、そちらの方が削れてしまいます。それと同じで、人は人でしか磨けないんじゃないかなと思っています。苦しいこともあるかもしれませんが、関わりの中で私たちは磨かれているんじゃないかなと思います。
「人権を守るために教育がある」
【お知らせ】
12月2日(土)に安曇野市で人権講演会を行います。
講演:安曇野市 人権のつどい
とき:2023年12月2日(土) 14:00~16:00(13:30開場)
場所:安曇野市豊科公民館ホール(安曇野市豊科4289番地1)
お問い合わせはこちら
安曇野市役所 政策部 人権共生課(2階10番窓口)
TEL 0263-71-2406 FAX 0263-71-5155 メール jinken@city.azumino.nagano.jp
ご案内チラシはこちらです。
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春蘭の宿さかえや
発行責任者 湯本 晴彦
https://e-sakaeya.jp
住所 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
電話番号 0269-33-2531
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