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ESC Vol.3:毎日使うものこそ、こだわりたい

エモーショナルショッピングクラブ(Emotional Shopping Club:略称ESC=エモいお買い物体験を共有し合うクラブ活動)の第3回は、クラブメンバーのオキクよりトラックボールマウスのご紹介です。

Members Introduction
クラブメンバー03:オキク(29歳男性)とある企業のサラリーマン。
細部のつくりや質感にこだわりを持っており、モノを買うときは他の人が見ないような細かい部分まで気にしがち。趣味で靴作りをしている。

それでは早速いってみましょう。

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「テック系アイテム?」

チャーリー:第3回始めたいと思います。今回のアイテムはなんでしょうか。

オキク:今回のアイテムは超実用的です。「ロジクールのERGO M575」です!

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チャーリー:ごりごりのテック系の人きましたよ。(笑)それはマウスですね

オキク:マウスなんですけど、大きく分けるとトラックボールに分類されるモノで、さらに大きく分けるとポインディングデバイス。

オツナ:ポインディングデバイス?

オキク:マウスとかトラックパッドとかのことですね。

チャーリー:女性陣は、よくわからないんじゃない?

ナナセ:トラックボールまではわかるけど。結構前じゃないですか?、流行ったのって。

オキク:結構前なんですけど。ボールを触る感じがすごい気持ちいいんですよ。

チャーリー:ちょっと触らせて。あ、思ってたより軽い。

オキク:多分、今の10代〜20代前半の人とかは知らないと思うんですけど、昔マウスの下にボール入ってたじゃないですか。それが下じゃなくて上に付いてるんですよね。それで、この玉が外れるんですよね。

ナナセ:ほんとだ。外れる!

オキク:この玉も、結構ちゃんとこだわりがあって。いろんな色があったり、滑りやすさが玉によって違うんです。

チャーリー:もしかして玉に品質の違いがあるの?

オキク:あります。今付いているのは純正のものではないんです。

チャーリー:まさか、玉をカスタマイズできるの⁈

オキク:そう。元々ついている玉は僕の好みの色ではなくて。今付いているのががぺリックスのトラックボールの替えの玉です。

オツナ:替え玉があるんだ!色も可愛い。

オキク:グレーを選んでみました。ちょっとピンクっぽいのかも。

入社直後、突然のリモートワーク開始

シュウ:もともとマウスにこだわりあったの?

オキク:あんまりマウスとか今までそんなこだわりはなかったんですけど、会社に入ったときにいきなりリモートワークが始まりまして。

マッキー:いきなり!

オキク:そうです。家にあったマウスをしばらく使ってたんですが、家の机がちょっと狭くて、マウスを動かすスペースがなかったんです。で、調べてたらトラックボールなら動かす必要がないからと思い、試しに中古のトラックボールを購入してみました。

チャーリー:それまでは、トラックボール使ったことなかったの?トラックボールビギナー?

オキク:一回も触ったことなかったです。でも、この玉がいいなって思ったんですよね。昔、マウスの中のボールとかで遊ばなかったですか?

シュウ:あー、やったやった!

チャーリー:いや、私は遊ばないですよ(笑)……やった派と全く意味が分からない派に分かれますね。

オキク:あのボールになんかちょっと憧れがあって。それを手元でいじれるっていうロマンを感じました!

オツナ:選んだ理由として手触りとか実用的な部分というよりは、ロマンや小さい頃からの夢みたいなのがポイントだった??

オキク:そこまでは思ってないけど。マウスってずっと1日触れてるものなのでこだわってみようと思った。そんな中で、手触りがいいものだったりとか、手遊びができるみたいなとこが気に入って。一時期ハンドスピナーとか流行りましたよね、ああいう気持ちなんですよね。

マッキー:フィット感のいいものというか、ちょっと持て余したときにやるペン回しと一緒ってことか。

チャーリー:話、戻すと、これは前作と今ので、すでに2個持ってるってこと?

オキク:はい。元々使ってたのは「ロジクールM570」という前の世代のトラックボールなんですが、これ10年前位の機種でして。Bluetoothじゃないんですよ。

チャーリー:それが初めて買ったやつなの?

オキク:そうです。レシーバーを使って無線で繋がります。

シュウ:レシーバーってUSBに差すやつですよね。

オキク:そうです、ただ、このUSB Type-BってもうMacについてないじゃないですか。別で、USBハブみたいのをつけないといけないんですよ。

チャーリー:そうだね。

オキク:結構リモートワークのときと出社時にも使いたいとなると、持ち運ぶ時にレシーバーがすごい邪魔で。いちいちPCのUSBハブに差して使わないといけないっていうのが……。使いやすいんですけど、ここだけが唯一の残念なポイントだった。

チャーリー:めんどくさいなっていう感じ?

オキク:そうです。めちゃくちゃめんどくさかったです。そう思っていたらなんと、10年ぶりの新作としてこちらのM575が、2020年11月に発売されたっていう!

チャーリー:超タイムリーじゃん!だけど、10年ぶりの新作なの?逆にそんなに長期間アップデートしてないってすごいね。

オキク:それくらい前の型が良かったんですよ!今回のを購入する前に比較検討したのが「ロジクール MX ERGO」。これがわりと新しい、といっても3年前に発売されたのかな。これはレシーバーじゃなくて、もうBluetoothになってるんですよね。この機種のいいところは角度が2段階で調整できるんですよ。

シュウ:自分の手の傾き具合に合わせて角度調整できるんだ。

オキク:そう。使いやすい角度を選べる。ただこれを選ばなかった理由は、重さ!鉄板が付いてるんですよね……。

チャーリー:固定して使うためにむしろ重くしているんだ。でも使う分には重さは関係ないんじゃない?……って、持ち歩きたいのか。持ち歩く想定はしてないだろうけど、ここのメーカーも。(笑)

オキク:持ち歩きたいんです!(笑)いつも使っていたいデバイスなんですよ。ただそこはやっぱり持ち運びづらさがネックになり検討から外れました。
他に候補が2つあったんですが、その理由で買いませんでした。Kensingtonのエキスパートマウスとスリムブレード。

ナナセ:スリムブレード、形がすごい。占いとかできそう。(笑)

オキク:これがいわゆるトラックボールっていうやつですかね。音楽業界とか、映像の編集とかで結構使われてるみたいですね。

チャーリー:もう1個のスリムブレイド、どう操作するの?。これやりながらクリックって、指の配置どうなってるの。

オキク:ボタンが複数あるので、それらに自分の使いやすいボタンを設定して使うみたいです。

チャーリー:自分の手の配置に合わせてできるのね。

第2の相棒登場

チャーリー:話は戻るけど、その新作モデルが出た時の話でいくと、この玉変えた理由はなんだったの?

オキク:キーボードも新しいものを買ったので、その色に合わせたかったんです。それがこのHHKB Professional HYBRID Type-S!キーボードの中で最高級と言われている静電容量無接点方式を採用しています!押し心地が普通のキーボードと別次元!

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オツナ:必殺技みたい(笑)静電容量無接点方式ってどういうこと?

オキク:普通のキーボードって物理的なスイッチで反応してるんです。でも静電容量無接点方式は物理的な接点を持たないんです。かなりマニアックな話になるので、後で調べていただければ……(笑)

チャーリー:押してみていい?……昔の「ザ・ キーボード 」って感じだ。

ナナセ:押したときの音が小さい!結構、押してますけど、あまり聞こえない。

オキク:Type-Sっていうのが、かなり音が小さいモデルなんですよね。

チャーリー:界隈だと有名なキーボードだよね。名前、私も知ってる。ハッピーハッキングキーボードっていうんだよね。

オキク:このキーボードを買ったときに、M575にもともとついていた水色のボールの色が合わなくて……キーボードが届いてすぐ替えのボールを注文しました。

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ナナセ:なるほど、デザイン性ね。モノトーンにしたかったんだ?この玉を変える文化があるの?

オキク:いや、わからないです(笑) そこまで多くはないとは思います。

PCは買い替えても、マウスとキーボードは変わらない

マッキー:実際、新作になってストレス具合はだいぶ解放されましたか?

オキク:だいぶ解放されましたね!まずこのホイールの動きが全然違うんですよ。

マッキー:そのあたり、モノ全体の細かいアップデートもされてるんだ。

オキク:機能だけではなくてモノとしてのアップデートもすごいされてます。デザインも洗練されたんですけど、それぞれのボタンの反応だったりとか。
それで、このM575とHHKBを組み合わせることで手の移動範囲が限りなく少なくすむので疲れないんです。
玄人の人たちはラップトップのキーボードの上に乗せるみたいですよ。HHKBを。これが「尊師スタイル」って言われてるスタイル。

一同:尊師スタイル?!

チャーリー:今日パワーワードすごい来るな(笑)

オキク:キーボード乗せて使う人が結構多いみたいですよ。で、HHKBを乗せやすいように下に置くプレートみたいなのを売ってたりとか。

チャーリー:すでにスタンダードのものとして板が売ってるんだ。尊師スタイルは、むしろオフィシャルなスタイルなの?

オキク:オフィシャルなスタイルだと思います。有名なプログラマの人がこういう風に使っていたみたいです。

チャーリー:なるほど。でも尊師、画面の下10分の1くらい隠れて、視覚範囲狭まれてるけど大丈夫なのかな?……尊師的にもはやそんなもの超越してるのか?

オキク:Macのキーボード使うよりはそっちがいいと思います。Macのキーボードは打った感じがしないので。一度HHKBを使ったら戻れないです(笑)

シュウ:macbookのキーボード使うよりも手の高さが上がってるけど、その負担はないんですか?。

オキク:手の高さを上げるためのアイテムもあるんですよ。アームレストっていう。

チャーリー:手の高さを上げてくれるやつがある!?

オキク:HHKBの手前にアームレストを置く、それで完成形ですね。これを会社でやりたいんですよ、気持ちいいから。でもやる勇気がない。

オツナ:やったらいいのに!(笑)

チャーリー:だいぶワーキングクオリティがあがった?

オキク:そうですね。自分の能力値が上がってるような感覚があります(笑) 実際、仕事の効率はめちゃくちゃあがりましたね。

チャーリー:いやあ、いいね。我々ビジネスパーソンは人生の3分の1はデスクで、人生の3分の1はベッドの上にいるっていうし。

オキク:やっぱいい道具はずっと使えるんで。馬の鞍って呼ばれてるんですよ、HHKBとかは。カウボーイは馬が死んでも、馴染んだ鞍は次の馬にも使うという逸話にちなんで。

マッキー:さっきからパワーワードがすごい。今日は奥深い世界が紐解かれましたね。

オキク:ガジェットとしてというよりも、モノとしての完成度がめちゃくちゃ高いですね。

チャーリー:じゃあ今日、部員達は、「うわ、ガジェット来たよ」って思ったけど、塗り替えられたわけですね。ガジェットの意識が。もはや道具だと。

オキク:これは道具ですね。大事な相棒です。

チャーリー:今回、「ガジェットね」的な方がいらっしゃったかと思いますが、だいぶ、違う沼が控えてましたね。というところで第3回は以上です。ちなみに次欲しいものはなんですか?やっぱりガジェットとか電化製品、こういう自分のワーク系の周辺的なモノとかを買うのが好きなん?

オキク:結構好きですね。PC乗せるスタンドとかも今3代目までいってて。

シュウ:今日はこのスタンドにしようかな、みたいな?乗せ具合が違うから変える?

オキク:デザインが好みのものが見つからず、色々と買い替えて試してます。今までずっと会社はデスクトップだったんですが、今の会社で初めてノートになって。で、だんだんとこだわりが溢れてきました。

チャーリー:だいぶデスク論があるっていうことが判明しました。

オキク:実用性も大きいですけど。やっぱ仕事してても、楽しいんですよね。サクサク押せたりだとか、コロコロできるのが、めちゃくちゃ楽しい。ただ仕事してキーボード打つのってしんどいけど、これでやってるとそこまでしんどくない。次はデスク周りだけではなく、デスク自体にもこだわっていく予定です。

チャーリー:デスク周りのこだわりが垣間見えました。ガジェット願望だいぶ熱く語ってくれたんで、次いきましょう。

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さてさて、今回のESCはいかがでしたか?

ESCは(頑張らない程度に頑張って)月2回程のトークを届けする予定です。
このnoteが僅かでもこのあなたの心のストレッチになればと願っています。

お買い物に纏わる一喜一憂の気分全てを楽しんで!
Let's Emotional Shopping 🎉

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