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図書室

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俳句に関する書籍の紹介だけでなく、事務局長が出逢った書籍の感想などを思いのままに綴る、個人的な図書室です。好みに偏る傾向があります。
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#連載

夏井いつき『瓢簞から人生』

副会長の新刊エッセイの紹介です。 女性セブンでの1年間の連載に、2編を加筆! 「これだけ…

『夏井いつきの「今日から一句」』

副会長の新刊紹介です。 教育誌『灯台』での連載を書籍化したもので、読者の投句を例句に、添…

恩田陸『愚かな薔薇』

2006年からSF誌「SF Japan」で連載を開始し、休刊後は文芸誌「読楽」で2020年まで14年間連載さ…

綾野剛『牙を抜かれた男達が化粧をする時代』

綾野剛さんが、月刊誌『+act.』での隔月連載していた、12年分のポエムと写真のアートページが…

関川夏央『子規、最後の八年』

「二十八歳で脊髄カリエスを発症し、三十五歳で逝った正岡子規」の晩年の8年間をたどる子規の…

『NHK俳句岸本葉子の「俳句の学び方」』『NHK俳句夏井いつきの季語道場』

『NHK俳句岸本葉子の「俳句の学び方」』 Eテレ「NHK俳句」の司会者を務められている岸本葉子…

飯間浩明『小説の言葉尻をとらえてみた』

『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明さんが、『小説宝石』に連載していた「辞書屋はこうして本を読む」を加筆修正して新書化した一冊です。取り上げられるのは、1960年以降に生まれた人気作家たちの2004年以降に発表された15作品です。(桐島、部活やめるってよ・オレたちバブル入行組・横道世之介・マチネの終わりに・八日目の蟬などなど…) 小説の言葉に注目しながら、それぞれの作品の内容やテーマなどを詳らかにしていく本なのかな、と思って手にとってみたのですが、読んでみると小説を読み深め

俵万智『恋する伊勢物語』

『伊勢物語』の和歌を現代語の短歌に置き換えた現代語訳(「少年少女古典文学館 第2巻」に所収…

池田晶子『勝っても負けても 41歳からの哲学』

前回の『41歳からの哲学』の続編。『週刊新潮』での連載コラム「死に方上手」あらため「人間自…

池田晶子『41歳からの哲学』

『14歳からの哲学』『14歳の君へ』の14→41と数字を入れ替えた続編? と思いながら手に取った…