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図書室

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俳句に関する書籍の紹介だけでなく、事務局長が出逢った書籍の感想などを思いのままに綴る、個人的な図書室です。好みに偏る傾向があります。
運営しているクリエイター

#俳句

夏井いつき・ローゼン千津『五七五と出会った子供たち』

副会長の新刊は、「俳句と出会い、言葉を育て、心を育て、生き抜く力を手にした子供たちのノン…

せきしろ×又吉直樹『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』

せきしろさんと又吉直樹さんの自由律俳句本2冊。『カキフライが無いなら来なかった』が第一弾…

夏井いつき・奥田瑛二『よもだ俳人子規の艶』

副会長の新刊は、映画監督であり俳優であり画家でもある奥田瑛二さんとの対談本です! 『よも…

江國滋『俳句とあそぶ法』

1984年に単行本で発売、1987年には文庫化されるなど、昭和の俳句ブームを牽引したといわれる江…

谷さやん『谷さやん句集』

谷さやんさんの第二句集『谷さやん句集』です。 「夏柑ひとつ」の章には、この4年間で詠まれ…

夢枕獏『仰天・俳句噺』

全く文字通り「仰天」した作品でした。夢枕獏さんが、リンパがんのステージIIIと診断され、闘…

夏井いつき『瓢簞から人生』

副会長の新刊エッセイの紹介です。 女性セブンでの1年間の連載に、2編を加筆! 「これだけはどうしても書いておきたかった」「思いもよらぬ人生の悲喜交々と、俳句の日々を綴った」45編のエッセイ集です。笑ったり、泣いたり、心震わされたり……、胸が熱くなるエピソードが詰まっていて、まさに、装画の抽象画が象徴するような、様々な味わい方のできるエッセイ集です。 師匠となる黒田杏子さんとの出会いや、夢枕獏さんとの交流などなど、人生で出会った忘れ得ぬ人たちとのエピソードを軸としながら、『

『夏井いつきの「今日から一句」』

副会長の新刊紹介です。 教育誌『灯台』での連載を書籍化したもので、読者の投句を例句に、添…

『夏井いつき、俳句を旅する』

副会長の新刊は、『夏井いつきの、俳句を旅する』! 2021年1月~12月の間、「ごくうweb」で連…

『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句鑑賞の授業』

副会長の新刊は、俳句初心者の編集者「秘英知(ぴーえいち)」さんとの、掛け合いを通して俳句…

復本一郎『日野草城 俳句を変えた男』

色香のある魅力的な句を遺した日野草城は、私も大好きな俳人のひとりです。書籍のソデには次の…

『2021年度版 夏井いつきの365日季語手帖』

副会長の新刊紹介! よく知られた季語からマニアックな季語まで、毎日ひとつずつ新しい「季語…

夏井いつき『子規を「ギャ句゛」る 名句をひねると「ギャ句゛」になりました』

副会長の新刊です。 「ギャ句゛」とは、「最少の言葉変換で最大の意味変換」を狙う「知的言葉…

『夏井いつきの 日々是「肯」日』

オールカラーが美しく、俳句とエッセイ、そして写真が絶妙にコラボしていて、俳句になじみのない方にも手に取りやすい副会長の新刊のご紹介です! 「俳句」のある生活が、「好日」を超えた「肯日」をもたらしてくれることをつづったエッセイ。そこに寄り添うように添えられる写真と俳句。いやむしろ、俳句に添えられたエッセイではあるのですが、それぞれの距離感がなんとも味わい深く、初心者の方などは、俳句に対するイメージが少し変わってくるかもしれません。季語を味わうための解説もついています。 St