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年を取って若さと美しさを失っても「人間的魅力」が増す人になりたく候


今回は、誰もが避けられない「老い」というものに付いて語らせて頂きました。

私自身「日々老いて行く自分の姿を感じざるを得ない年齢」となっておりますが、でもそうした変化を「自然な事」として素直に認めて受け入れる事が出来ていれば、

心明るく、又若い時よりも「心豊かに毎日を感謝で過ごす事が出来る」というのが、人生の素晴らしい所だと私は思っています。

年齢を重ねてみて、初めて体感としてリアルに理解出来る事も私には沢山あり、それは自分に取っての「新しい感覚と発見」であり、又「人間という生きものへの更に深い理解」にも繋がっている気が致します。

生まれて、そして年老いて死んで行くのが自然の摂理であり人生なので、私は「老いる」という経験を通して、若い時には出来なかった「より奥深い洞察力を持てる自分」を感じています。

かつて私も存分に楽しみ輝いた「若さ」というものは、確かに人生の中で大変魅力的で素敵な時期ではありますが、

でも徐々にその若さから来る美しさを失って行く自分に苦しんだり、過去に執着してしまう心理の根底にあるものは、実は「いつまで経っても異性にモテていたい」という性欲なのではないでしょうか。(笑)

そういうものをクールに観察し、潔く諦めてしまえば、老いというものはそんなに苦しいものに感じなくなって来るのではないかと私自身は思います。

老いるという事は、性別を超えて「人間として人を観れる様になる」という、本格的な"菩薩行の入り口"なのかもしれないなぁと、

私は最近そう思いながら、心穏やかに日々を感謝で生きております。


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