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「年を取って行く」という事に付いて、私がシンプルに思っている事


今回は、この世に生を受けた存在に取っては、避ける事の出来ない宿命である「年を取って行く」という事に付いて、今の私が思う事を素直にお伝えしています。

頭では分かっていても、実際「年老いて行く自分」というものを自分でリアルに感じ始めた時、綺麗事ではなく"凄く抗いたい気持ちになる時期"というものは、正直誰にもある様に私は思います。

そしてそこから「老いと戦い始める人達」というものがワンサカ生まれるが故に、古今東西成り立っている"不老不死&美容整形ビッグビジネス"というものがある様に思います。

誰だって本音では「老いて行く自分」というものを、決して快くなど感じてはいないし、誰だって好き好んで老いて行っている訳でないからです。

でもこの世では、それが自然の摂理であるという事を私はクールに思います。

若さを失って悲しいと感じてしまったり、人によっては激しい怒りや恐怖を味わうのは、セクシャリティーというものに固執してしまう人間の性(サガ)から来る感情なのだと思います。

でも人間が魅了されるセクシャリティーというものにも段階があり、実は本当の人間の魅力とは、もっと深い"目には見えない所"にあったりするものだという事も私は思います。

いつまでも「性的な存在に見られたい」という思いが、老いに激しく抗う心を生み出し、そこから終わりの無い不毛な苦しみを味わわされる方達が、この世では非常に多い様に私は思いますが、

それは支配層の生きる物欲主義&肉体重視の偏った世界から生まれる価値観であり、そういう浅はかな価値観を持った彼らが牛耳るマスメディアから洗脳された価値観なのではないでしょうか。

そういう意味で、老いという自然の摂理を忌み嫌う様に仕向けている存在達こそ、この世で一番苦しみを味わっているのかもしれません。

何故なら彼らは生きている限り、そうした苦しみから解放される事が出来ない執着心=自分で自分の首を絞める価値観に縛られていると、私の様な人間には思えるからです。


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