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試合分析 名古屋D VS 宇都宮 2戦まとめて

2021.1.3 B1第16節 名古屋D VS 宇都宮 ドルアリ

2戦まとめて 2戦目を中心に分析しようと思います

結果は第1戦 72−85 第2戦 76−77 結果としては連敗です

まず宇都宮のメンバー紹介です
宇都宮は正直にいって変わったチームだと思いました

スタート
ピーク F 196
遠藤G186
鵤G185
ロシターF206
スコットC210 
ロシターが帰化選手なため外国の選手(表現難しいですね)が3人出場できます

控えの選手
田臥G173
ギブスC188
テーブスG188
竹内C206
荒谷F189
渡邉G180
喜多川F185

インサイド陣
正統派Cスコット
パワー最強ギブス
日本人最強クラス竹内
技巧派ロシター
この4人で回します

竹内ロシターがいるため外国籍選手をアウトサイドでも使えるのが特徴です
ファールトラブルもうまくやりくりできます

F陣
NBAクラスピーク
特別指定荒谷
喜多川
(怪我中比江島)

比江島さんは早く怪我治してくださいね
荒谷は1試合目最後に出てきて点数取られました悔しいけどおめでとう
ピークはほんとにオールラウンダーですどのクラブも欲しい人材だと思います
喜多川すいません印象にありません

G陣
田臥 テーブス 遠藤 渡邉 鵤
田臥以外180クラスなので大きくリバウンドにも飛び込みます
拓実は170台なので完全に身長は負けています

日本人大型C 帰化選手 F外国人がいるためスモールラインナップ ビックラインナップ いくらでも戦法を変えれるくらい層が厚いです
(いいな金持ってるのかな?)

名古屋とのマッチアップ等考察

名古屋は帰化選手がいないためピークには天傑 周人 泰斗くらいしかつけません
スコット 竹内 ギブス ロシターに外国人組がローテーションで着きます タイプがみんな違うからつくのが本当に大変そうでした

G陣は校長が怪我でいないので拓実とりょうたですが、2人とも小柄なため身長は頭ひとつ分違うくらいの印象でした

名古屋もJBが帰化の噂はあるけど帰化選手羨ましいなと思いました

宇都宮の戦い方

セットOFEが非常にうまいです 色々崩され最後にピーク 渡邉が相手3Pというのが本当に多かった(名古屋もオープン3Pは多かったが確率が低かった)
と思えばロシター ピークは1人でも攻めれる

1戦ではうまくスクリーンを使われゴール下ノーマークも何本かありました
(スペインピックの対応ミス等々)
2戦では修正してました

DEFはチェンジングを使っておりここぞと言うタイミングで使ってきます
ゾーンと見せかけてマンツー、そのままゾーンこれをハーフで行う場合と2−2−1のゾーンプレスから使う場合があるので非常に攻めにくいです

そしてとにかくOFEリバウンドに入ってきます
ここが強いです
身長が大きいのもありますが選手層が厚く、タイムシェアをしているため出場している時間はDEF リバウンドもタフに頑張ります

試合分析(2戦目を中心)


1戦の敗因はOFEリバウンドを多く取られた
ピークを止められなかった
DEFに対応できなかった
この辺りが大きい原因だと思います

なので2戦目はピークには天傑 泰斗が付き高さをカバー
DEFリバウンドはしっかり3人入るなどを徹底していました

そして1Qは4分40秒まで14−4と絶好調でした

宇都宮のTO
拓実の少し負傷
ピークVS泰斗でピークがポストプレイ
1オン1からキックアウトから渡邉の3P
2−2−1プレス
などで1分30秒で20−15
TO後は6−11と修正力が素晴らしかったです
2−2−1を仕掛けてTOされたので
名古屋TO(対応が素早い)1回のターンオーバーでいきなりTOやっぱりここはダメと思ったんですね

りょうたの個人技で打開して1回でプレス終了
ターンオーバーからの2点 TO1回使わせたから成功は成功かな?
1Q26−18で終了あれだけリードしてて調子良くても8点差やっぱりOFEがうまい、要所要所の3Pが入る宇都宮さすがです

竹内 渡邉のファールが2回
ギブス 遠藤 スコットが1回
うまくファールを貯めれているところもいいです

(ただスコット以外はセカンドユニット)

2Q

ファールを意識してインサイドを強く守れない宇都宮から点数を取るも外のシュートが確率高く入る

流れが悪くなり田臥を入れてリズムを変えようとします

(カリーのトップからの誰がどう見ても2点を用務員さんが3Pコールなので審判が確認のため擬似タイムアウト ほんとこのミスは本当にやめて、欲しい線を踏んでいたとか微妙なラインならまだしも、足が全部3Pラインの内側にある状態での3Pコール 会場で実況するならもうちょいバスケの勉強してください)

スコットのトラベリング 泰斗のプットバンクダンク!!!日本人Fがやるのは馬場以外初めて見ました 34−23で宇都宮2回目のTO
7分40秒で8−5点差はそんな離れていませんがとにかく宇都宮の流れが悪い
DEFを修正すると思います
(しっかりOFEリバウンドを名古屋が修正できたのはいい)

お互いスタートに戻したところでOTO
38−28

スコットFT1本から
宇都宮プレス 名古屋ミス
ロシター1オン1 2点
宇都宮マンツー 周人エアボール(たまにあるやつw)
渡邉3P
で名古屋TO3分20秒
38−34OTOからは0ー6

拓実ドライブからのキックアウト周人3P
拓実ドライブからのキックアウト天傑3P
2本連続で落とされ拓実パスミス
同点

拓実も辛い(悪い流れはどんどん伝染するのね)
拓実が渡邉にドライブされてシュートは落ちるもOFEリバウンド取られる
(拓実辛い)

40−40(14−22)で前半終了
1Qは完全にバブル
2QはOTO完全に宇都宮に流れをもっていかれる
名古屋スタート 宇都宮セカンドユニットは名古屋優勢
名古屋セカンド 宇都宮セカンドも名古屋少し優勢
お互いスタートの時はタイムシェアなど色々理由はありますが宇都宮優勢
あとは2−2−1からの2−3に見せかけたマンツーが効いています
(名古屋は2−3からのマンツーは使えるがオールコートプレスはあまりレベルは高くないバイウィークで改善してくれるかな?)

3Q

天傑OFEファール 3つ目で泰斗と交代
お互い泰斗以外スタートです

3Qは淡々と進み57−63(17−23)
お互いそこまで変化はなかったが
宇都宮3Pが3/3
2Pも55%

名古屋3P2/6
2P約37%

と名古屋はタフショットが多く2Pの確率が低かった
宇都宮の3Pはピークのフリー3Pが2本
(この辺りを決めてくるのがすごい)

名古屋はレオ10分 JB8分 安藤8分と休憩なしだったので
宇都宮の元気なセカンドユニットにやられているイメージはありました

名古屋のOFEも泰斗が輝いていたんですが8分あたりで出血で負傷交代
OFEが停滞しているんで小林の2Pの0/3と無理なシュートを打たされていたのが辛い

4Q

宇都宮はギブスが輝きます

名古屋は3QからOFEが停滞しているためJBに預けて1オン1で攻めようとしますがアウトサイド陣の3Pも入っていないため選択肢が少なく
3Pが無理ならバックカットしようとしますがパスミス

60−69 (4Q3−6)6分12秒で名古屋後半1つ目のTO
OFEの修正だとは思いますがここでの宇都宮のプレスのことを考えなければいけないので難しいと思います

(名古屋はセットOFEをやりイージーな2点を取りたいがプレスのことも考えなければいけないのでHCは大変です)

案の定プレス結局運ぶのが精一杯でただの周人とジェフのピックしかできません
(ファールはもらえたので宇都宮は4つ貯まりました)

62−70 タイムアウトからは2−1
4分34秒でOTO

宇都宮は名古屋のTOをうまく潰した?有効に使わせなかったのがさすがだと思います 5秒もありました(この時間帯にタフなDEFできるのは本当に凄いです)

鵤フェイダウェイ
拓実フローター
拓実スティールから
ジェフが3P決めて吠えます
宇都宮TO67−72 OTOからは5−2

やっぱり3Pは強力ですよね
流れはきました

TO明け泰斗ジェフでピークを守り
泰斗がピークをドライブで突破
(やっと一泡吹かせれました)

遠藤が3P落とし
JBがロシターからインサイド1オン1で得点

ピックからの渡邉の2P
泰斗がピークに守り切られラインクロス
ピークにジャンパー決められ

名古屋TO71−76 2ポゼッションで
残りが1分19秒
ファールは名古屋1つ
宇都宮4つ

DEFのオプションが無いのが辛いですよね

TO明け後ジェフOFEファール
強気で行ってのだからしょうがない

泰斗がファールし3つ目
宇都宮が時間使うもシュートが落ちリバウンドで
遠藤ファールJBがFTもらいます

宇都宮TO71−76 45秒でJBのFTからです

しっかり2本決めJBがロシターにファール 42秒 3点差

ピークが3P落しJBのプルアップで3P
宇都宮TO

ここでJBの3Pは本当に凄い作戦かノリかは分かりませんが3点が確実に欲しい場面で
拓実 鵤
安藤 遠藤
泰斗 ピーク
ジェフ ロシター
JB ギブス
のマッチアップで3P or バスカンとなった場合ドライブでバスカンは最高ですがそれはDEFが守らず2点あげればいいだけ
安全に3Pを打つと考えると一番身長差があるJBとギブスですがここでJBに託せる信頼感 決める勝負強さ本当に最高のプレイでした

残り9秒で同点です

9秒なのでピックはできますこれが4、5秒ならピックはなかなかできないので微妙な時間だなと思います
拓実OUT りょうたIN

ピーク ギブスのピックでジェフがファールをします
残り0.9秒で2スローほぼほぼゲームオーバーです

1本目決め2本目をわざと落とし試合終了
(ジェフがFTの時ギブスの真似をして手をあげるの可愛いです)

試合感想

いやー本当惜しかった1戦の修正をしっかり行いOFEリバウンドなどは良かったんですがやっぱり帰化選手含む選手層の厚さが羨ましいですね

レオ 22+30=52
JB 36+22=58
ジェフ 20+23=43
拓実 25+26=51
周人 31+30=61

ピーク 27+25=52
ロシター28+25=53
スコット 24+24=48
遠藤 19+22=41
ギブス 17+18=35

この辺りの出場時間の差がDEFの強度にも影響してくると思いますし名古屋の外国人3人でインサイドを回しているのを見るとどうしてもピックのローテーションに参加しろ 運動量上げてプレスをしろというのは無理があるなと思います

バイウィークで何を練習するかは分かりませんがおそらく校長は復帰
陸くん聖芽くんはメンバー登録されると思います

これからのドルフィンズに期待をしたいです


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