タイ編１　旅人になる前触れ

「旅人」になるまで、海外に行った事がない訳ではなかった。
中学生の頃シアトルにホームステイをしたことが初めての海外で
その後、高校留学でモンタナ州1年、フランス、オーストラリア旅行、国際支援活動でウガンダには行った事があった。

タイにはタイ古式マッサージを習うのが目的だった。
タイマッサージを生まれて初めて受けたとき、衝撃が走り、施術中にタイ行きを決意。当初一緒に居たパートナーに内緒で翌日には航空券を取っていた。
当時お世話になっていたカウンセラーの先生に「こんなにパワフルな摂食障害の子は珍しい」と太鼓判を押されるほど、激しい症状と裏表のように激しい情熱は持ち、何か心を動かすものがあるとそれを目指して全力疾走するタイプだった。