日記 2021/4/28

昨夜の話だが、ピンクムーンを見ようと散歩した。雲がかかって見づらかったりしたけど、なんとか綺麗な満月が見られて良かった。色はピンクではなく赤オレンジっぽい感じだったな。写真を何枚か撮ったのだけど街灯の光などが邪魔してあまり綺麗に写らず断念、高い場所から撮ればもっとしっかり写ったかもしれない。

この写真はスカイツリーから撮られたピンクムーンで、公式Twitterにあがっていてあまりの美しさに思わず保存した。


画像1


昨日に限らず最近は特に、散歩をよくする。家の近所を歩くことが多くて長い時は1~2時間歩く。歩くときは音楽を聞く。曲に神経を集中させていると度々、歩いていることを忘れるような感じになる。でも足は一定のリズムで動き続けている。その時間はなんだかリラックスできて気持ちが良くて、このまま何時間も歩いてどこまでも行けるような気がする。

夜の散歩というのは特に良い。そういえば、エレカシの『月夜の散歩』という曲を小山田壮平が歌っているかなり昔の音源がYouTubeにあるけど、あの音源がとても好きだ。少し余談。

なぜ夜が良いのかというと、道ゆく人をあまり気にしなくてもいいからだと思う。とくに深夜だと人通りも少ないし、暗いから他人の表情なども見えづらい。だから少しばかり自由な心持ちで開放的になれる感じがする。さらに今の季節は暑くもなく、寒くもなくて、気温も丁度いい。散歩することは精神衛生的にも良いらしいし今後も続けていきたい習慣である。

自分の場合は、音楽を聞くために歩いているという感じもする。あとこれは散歩に限らずだが移動中に聞く音楽は、同じ曲でも、部屋に1人で聞くものとは違う気がする。普段は聞き流しがちだった曲を移動中に聞いていて、思いがけず琴線に触れて深く感動させられることがよくある。そんな風に、聞き手の状況によって感じ方が大きく変わるのは音楽の面白いところだと思うし、移動する事と音楽との親和性の高さは強く感じている。

例えば電車に揺られ、車窓から景色を眺めながらぼんやりと聞く音楽もいい。そして気になった駅で降りて、緑豊かな道をふらふら歩きたい。駅から少し離れた場所にある、長くやっていそうな古い地元の定食屋とかでお昼を食べたい、頼んでいないのにご飯を大盛りにしてくれるような。お店の人と少しだけ会話をしながら食べて、食べ終わったら幾らかの寂しさを感じながら「ごちそうさまでした」となるべく明るく言って店を出たい。そして再び電車に乗って次の場所へ向かう。

そんな時間が過ごせたら最高だと思う。

少しだけ遠くへ旅をしたい、今の気持ち。


読んでくださり、ありがとうございました。 今後より充実したものを目指していきます。