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Courseraで化粧品のサイエンスを学び始めた感想 Cosmetic Formulation Science編

4つのコースで構成される専門講座の2番目、Cosmetic Formulation Science/化粧品処方科学を終え、化粧品の成分構成の基本的な知識を学びました。


化粧品成分検定の学習が役に立った

私は化粧品成分検定のテキストと1級、2級の問題集を一通り学習したので(未受験です)、今のところその知識が役に立っていると感じています。また、化粧品成分検定ではあまり触れられていない顔料や香料、HLB値( Hydrophilic Lipophilic Balance)については知識の補完になりました。英語の解釈に自信がない部分は日本の界面活性剤メーカーさんのウェブサイトもずいぶん理解の助けになりました。またRheology Modifierに関しても新たな知識を得られました。
1つだけPolysorbate 60(ポリソルベート60)に関する記述で私の認識(ノニオンだったはず)と違っている点がありました。インターネットで調べても講義と一致する情報が得られていません。CouseraのAIチャットボックスに訊ねてもこの点だけは納得できる回答を得られませんでした。いつか詳しい方に訊いてみようと思っています。

テスト問題の時間制限

モジュールの最終テストは5分の時間制限があり、これには簡単な記述問題が含まれます。私は毎回ここで手間取って時間切れになります。ただし複数回受験できるので大きな障壁にはなりませんでした。

英語の難易度

英語は体感的に最初のコースよりわかりやすいと感じました。おそらく最初のコースで学んだ細胞や肌の組織に関する英単語に比べ、界面活性剤の種類やサリチル酸やグリコール酸、紫外線散乱剤や吸収剤の成分名、O/WやW/Oエマルジョンといった単語の方はカタカナで浸透している場合が多いからだと思います。もちろんfolmaldehyde(ホルムアルデヒド)のように、マクドナルドとMcDonald’sくらい発音が違う単語もあり、それはそれで面白い発見でした。
それから英語字幕(自動書き起こし)のスペル違いも引き続き高頻度で出てくるなぁという印象でした。emulsionがemotionになっていたり、oil in water がoil and waterになっていたり。ただ、重要な語句は映像にテキストが表示されるので字幕に目が釘付けにならないように意識したり、WPMが速い場合は事前にトランスクリプトを読んでおき、講義を見るときはなるべく字幕をみないように心がけました。

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