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フィルム巻き直し機を作る 製作編

前回紹介した材料をもとにフィルム巻き直し機を製作します。

具体的な寸法等は測らずに現物合わせで作っていますので、詳細な説明は省いてダイジェストで紹介します。


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MDF板をカットします。2枚重ねて使うので、ずれないようにガムテープで固定しています。

ボンドで接着しても良かったのですが、乾燥を待つ時間が面倒だったので、貼り合わせはしませんでした。


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カットして穴をあけた状態。穴の位置は金折を当てがって穴の位置に印をつけて、そこをドリルで穴開けしました。

白いのはハンドル用の部材です。材料紹介の時にはなかったものですが、まな板の切れ端があったので丁度よさそうだったので使うことにしました。


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ミニまな板の黒いやつをコンパスカッターで切り抜きました。

小さい方が400ft側のスペーサー、大きい方が100ft側のスペーサー兼巻き取り長さの目安になります。


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ハンドル用のまな板に釘を打ちます。

ろうそくで加熱した釘を当てて溶かして圧入すれば簡単に釘が刺せます。


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全部を組み上げた完成形。


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左側が400ft側。この黒いコアに400ftの大きいコアを被せてセットします。


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右の100ft側。黒いのが巻き取る目安となる直径になります。この直径までフィルムを巻き取ったらだいたい100ftくらいになります。


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ハンドルに打った釘がコアの穴に引っかかることで、コアを直接回してフィルムを巻き取ります。


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ハンドル。本体は昔工作で使ったまな板の余った切れ端です。100均のやつ。

曲げ加工はろうそくの火に近づけて柔らかくなったところで曲げました。案外簡単にできます。

角の面取りはニッパーで切断してナイフとヤスリで仕上げました。適当です。


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取っ手の部分。M5ボルトにスペーサーを通して、樹脂製のスペーサーかなにかの部材を通してボルトで留めたもの。全部たまたま手元にあった余りの部材類です。


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こうして並べてようやくイメージ図の意味が分かるようなわからないような。

ハンドル部分だけ、当初思っていたよりも手が掛かってしまいましたが、それ以外はイメージ通りに作ることができました。

400ft、100ftを通す軸の位置はそれぞれのフィルムが入っている缶を当てがってみてだいたいの位置決めをしました。


使用感もイメージ通りであれば、400ftフィルムを100ftに巻きなおすことができるはずなので、使った後にまた感想を追記するか別記事を書こうと思います。

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