自分の弱さを晒し出せるほど強くなれる強くなれるというので、自分がどう変わるか試してみたその2〜教師を始めてから自分の弱さをより思い知らされた編〜
昨日の続き(これ↓)で今回も自分の弱さを振り返ってみる
大学を卒業してから小学校の教師を始めた
採用試験は不合格だったので講師としてスタート
まあ頼りない先生だっただろうなあと思う
今ならあんな甘ちゃん先生に教わることは何もないなって正直思う笑
何がそんなにダメだったかというと
ズバリ、綺麗事が多すぎる
言葉や考え方はすごく真面目で心地よく聞こえるけど
実際どうやって実現するの?
ってことが何にもなかった
要するに口だけはいいこと言ってるだけだった
当時の自分の根底にあったものは何か?
他者との批判や意見の相違への恐れ
これだったと思う
だから自分を出していくのも苦手でずっとしてこなかった
そうするとますますできないまま
経験値も練習も何もしてないんだから当然だけど
その結果どうなったか
全部自分が悪い
と勝手に解釈していた
相手が悪いこともあるなんて想像すらしなかった
どれだけ理不尽なことを言われても
自分のもっとうまくできていれば事態はもっと良くなっていたはずだ
なぜか常にこう思っていた
人と争うことを本当にしなかった
確かにずっと優しい人になりたかった
周りからもあなたは優しいねと言われることも多かった気がする
でもそれは褒め言葉ではなく
ナヨナヨしていていて
あまちゃんで
頼りにならない
そうんなふうにも受け取っていた
まあ実際そうだったろうけどね
そんなだから採用試験もずっと受からないままだったんだろうね
記憶が正しければ多分9回不合格になってる(8回かも・・・どっちでもいいや)
なんで自分は評価されないんだ?ってずっと不満だったけど
今思うと自分の判断や価値観が感じられなかったんじゃないかな
主体性がないって感じ?
甘ちゃんな性格の人が先生するのはとてもきびしいのが現実だったから
そんなみられ方もしたのかも
今思うともっと面接官好みに合ってそうな感じに
演じればよかったのにね
面接試験なんてたかだか10分とか20分とかそんだけなんだから
そうやってちょっと狡賢く振る舞う強かさも全くなかった
どんだけクソ真面目でつまらない人間だよ!ってツッコミ入れたくなります笑
そんなだからそりゃあクラスもぐちゃぐちゃになるさ
担任の力がない
その通りです、ぐうの音も出ません
何もかもうまくいかないから
どんなことにも余計に時間がかかる
うまくいっていないから余計に疲弊する
だから余計に仕事が遅くなる
そんな絶好のタイミングで
あなたのやり方はダメだ、もっとこうしなさい
と上司にあたる先生から指導が入る
もっと帰るのが遅くなり、休日に学校へ行き
さらに疲れ果てる
そんな負のスパイラルが続いている時(からこそ)
全部自分が悪い思考発動
そりゃあメンタルやられますわね
今思うと当然でしょって感じます
ぐちゃぐちゃのままなんとか1年もった年もありましたけど
最終的には鬱の診断受けて2ヶ月休みました
休んでいる最中は
出かけられるなら出かけたほうがいいということだったので
近くの温泉巡りをしたり
古本屋で立ち読みしたり
ゆっくりしてました
休んだのは3学期に入ってからだったので
復帰後数日で修了式で終わり
当然その後転勤だったので
リセットするには恵まれたタイミングでした
当時の子どもたちには今でも申し訳なさでいっぱいです
自分の弱さを端的に表してみると
人と意見をぶつけ合うことを極端に恐れていた
だから優しくなろうとしたり自分を責め続けることでずっと逃げていた
その結果自滅した
でも結果的にとはいえ
人のせいにしなかったのはナイスだったと思います♪
今では楽に生きるのに役に立つ考え方の一つになっているから☆
またずいぶん長くなりそうなので今回はこの辺で
ここから生き方考え方を大きく変えることになったかなあと思います
次回はここからどう変わって今に至るのかを振り返ってみようかな
自分のしょうもない話を綴っているだけだけど
自分の考えていることの根底のあったものがわかった気がして
そっか、そーだったんだって
妙に納得できたりスッキリしたりする感覚はあります
自分の弱さを晒してみるのって
確かに悪くないかも
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