「みんな違ってみんないい=自由って、いいことだと思ってたけど、実はすごくしんどいことなんだ」と思わせてくれた本の話
読んだ本はこれ
「学校ってなんだ!日本の教育ははなぜ息苦しいのか」
自分も学校現場(小学校)にいた人間だから
確かにそうだよねと思うところがたくさんあった
自分の中で一番学びになったことは
多様性=みんな違ってみんないい=自由
はしんどいし苦しい
でも自由に生きていきたいなら
そのしんどさや苦しさも含めて
受け入れないとね
ということ
これは本の趣旨ではなくて
本を読んで個人的に考えたこと
自由に生きていくってしんどいのかあ
と、妙に納得した
みんなと同じようにやっていけば
自分で判断しなくていいし責任取らなくていいし
確かにそうだよね
①周りに合わせるけど自分で責任とらなくていい(というか決まりだからとか言われただけだからと言い訳できる)
②自分で決めていいけど自分で責任取らないといけない(誰にも強制されていないから言い訳できない)
どっちがいいんだろうって思わす考えてしまった
まあ見方考え方によってはどっちも一長一短だから
どっちがいいとか悪いとかそんな話じゃない気がした
世の中ほぼ全てのことは相対的って考えてるから
自然とそう思える
善悪とか正しさとか優劣とか
そんな基準でこれは選べない
結局、好き嫌いになるんじゃないかな
どっちにも乗っかったらいいと思う
自分がまだ未熟な分野の話なら
とりあえずみんなに乗っかっといて
ある程度力がついて
自分なりのやり方でやってみたくなったら
人のせいにしないと決めて
周りと違うことのしんどさを受けいる覚悟も決めて
自分のやりたいようににやっていけばいい気がする
自ら考え自ら行動できる
自己決定できる子どもを育てよう
みたいな
すばらしい(ように聞こえる)ことをよく目標にするけど
ちゃんと考えてみると
自己決定ってすごくしんどい
覚悟がいる
そんなに簡単じゃない
自分だけのことならある程度自己決定できてきた感じはあるけど
他の人が関わっていることで
「なんか違うと思う」ことを
公の場で発言したり
現状を変えるために行動したり
できているかと言われると
できてないし自信もない
そんでもってあんまりする気もない
でもこれも自分の中では自己決定
言葉を選ばずにいうと
本当は結構自分勝手に生きていきたい
だから必要以上に誰かと関わらなくてもいい
これが本音なんだと思う
違うと思う、でもとやかくいうつもりはない
と思ったことは何も言わずにおこう
文句や批判だけするのはずるいからね
そんな人間にだけはなりたくない
自分がどう生きていきたいのか
明確な答えは簡単に出ないし
時によって変わっていくだろうし
周りに流されそうになるし
葛藤するし
これでいいのかと思うことばっかりだけど
考え続けるのは結構面白い
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