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SENNHEISERのワイヤレスイヤホンMOMENTUM True Wireless1 vs 2!どっちが良いの!!?完璧な結論出しました!

どうも、超能力戦士ドリアンのボーカルおーちくんです。6月はいっぱいライブ予定があって嬉しい今日この頃です。


少し寄り道もしましたが、先日宣言した通りゼンハイザーのモメンタムトゥルーワイヤレス頂上決戦を開催したいと思います。

AirPodsは高過ぎる!』っていう考えからワイヤレスイヤホンを色々調べ始めたのに、行き着く先はSENNHEISERのMOMENTUM True Wirelessの性能比較なんですから人間どうなるかわからないものです。2年前の自分が知ったら目玉飛び出るだろうな。


とりあえず新たに購入したコチラのレビューから



Sennheiser「MOMENTUM True Wireless2」

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総評…ガジェットとしてめちゃくちゃしっかり進化していた。人にオススメできる水準までやってきた高級機。


音質:☆☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆/☆☆☆

操作性:☆☆☆☆

拡張性:☆☆☆

ノイズキャンセリング:☆

外音取込:☆

外観:☆☆☆☆☆

その他:☆☆☆



えー、まず最初に述べておきますと


この勝負はMOMENTUM True Wireless2の勝ちです。


はっきり言って初代MOMENTUM True Wirelessはまともに日常使いを想定した設計ではなかった(それはそれでかわいい)ですから、それをブラッシュアップした後継機が勝つのは当たり前でした。TWSとして考えた時、ちょっと比較対象にならんくらいの性能差がありました。一言、勝負になりませんでした。

ただ、ぼくの結論はやや違います。お前の意見を述べた直後のくせに真逆の事言い出してちょっと何言ってるかよくわからないと思いますが、是非最後までお読みください。




●初代からの改善点

先で述べた通り、初代MOMENTUM True Wirelessからかなりの修正が加わっております。


まず操作性。めちゃくちゃ上がりました。センサー感度もより良くなり、初代であった押してからのラグも無くなり(まだ多少あるけど個人的には許容範囲内)、アプリで操作のカスタマイズまで出来るようになりました。そしてタッチ操作音は初代から受け継がれしっかりと鳴ります。これ、大事。

初代が操作性最低レベルだったのに対して、センサータッチ式の他機種と比べて優位をとれるくらいのクオリティに仕上がっております。ボタン式操作の機種には及ばないものの快適操作


そして初代に搭載されていなかったアクティブノイズキャンセリング機能が追加されました。無かったものが増える。嬉しいですね。ぼくも口座見たら勝手に5000兆円増えててほしいです。


あとはバッテリー持ちの改善。これがかなり大きいです。初代のイヤホン単体最大4時間・ケース込み最大12時間から、イヤホン単体7時間・ケース込み最大28時間と大幅な修正。この点も他の機種と比べて最低レベルから中堅レベルまでもってきてくれました。コラッタからカイロスくらいの進化です。カイロスって中堅?

そして自然放電もかなり治りました。毎日イヤホンを使うような人にとってはそもそもあまり影響ない話かもしれませんが、ぼくみたいに色んな機種持っている人間にとってはとてもありがたい改善点!初代MOMENTUM True Wirelessは1週間くらい放置してしまうと、いざ使おうとしたら電池ないことありましたからね…よかった、MOMENTUMの中のピカチュウはいなくなったんだね………は?


そしてイヤホン本体の大きさ。初代がめちゃくちゃデカかったのに対して『ちょっと存在感がある』程度のコンパクトさに改善されております。ホエルオーからグラードンくらいの進歩です。さっきからポケモンの例えあってるのかこれ?

初代は耳に合わなかった人でも、MOMENTUM True Wireless2ならフィットするって人は増えたんじゃないでしょうか。


地味ながら個人的に良い修正だなと思ったのが、バッテリーケースのヒンジ部。初代はこの部分が狭く、ケースの開閉してる時に『フタがいつか折れそうだな』みたいな脆弱さがあったんですが、MOMENTUM True Wireless2はかなりしっかりしました。フタを開閉した時の安定感が全然違い、耐久性も明らかに上がっていそうで良かったです。


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(ヒンジ部分の改良。筆者のように隙あらばフタをぱかぱかしてしまう癖を持っている人間には嬉しい改善だ。普通の人にはあまり影響はないと思われる。なんかすみません)


そんなこんなで前作で不評だったり明確な欠点だった部分をしっかり改善してくれたMOMENTUM True Wireless2。完全勝利宣言、おめでとう!









とは個人的には思いません!!!



●本当にMOMENTUM True Wireles2を買うべきなのか?

まずこの『MOMENTUM True Wireless』という機種の魅力は外観です。それだけです(個人の意見です)

なのでそこをより洗練してほしかったんですが、この点はほぼ据え置きだったんですね。音響機器としてではなく、ガジェット方面での品質向上のみ。ポンコツタッチ操作も慣れたらそれはそれで愛おしいものなのに…それは自分だけか。

初代MOMENTUM True Wirelessが『音響機器として100点・ガジェットとして10点』だとすると、MOMENTUM True Wireless2は『音響機器として100点・ガジェットとして65点』みたいな感じです。


そしてなにより1番気になったのが音の面。上記で音響機器として100点と評するくらい、完全ワイヤレスイヤホンの中では中々対抗馬がみつからないくらいに良い音。

…良い音なんですが、1と2をめちゃくちゃ聴き比べた結果、本当にめっっっっっちゃ微細な違いかもしれないんですが初代MOMENTUM True Wirelessの方が音が好きなんですよ。

これはイヤホン本体がコンパクトになった結果の物理的な密閉感の違いの影響だったりすると思いますが、音質一点突破みたいな機種だからこそ後継機にもこの音質面の向上を期待していただけにちょっと残念でした。

例えるなら初代100点・二代目99.8点みたいな違いなんですけどね。初代100点・二代目120点!!!みたいな品質を期待していたので…技術データのカタログスペックみたら搭載ドライバーを筆頭に全く変化ないからわかりきってたことではあるんだけどね…


音の面ではアクティブノイズキャンセリング機能が追加されたじゃないか!って思うかもしれませんが、率直に言ってこの機能は使えません。さっきの例えを踏襲すると、口座にお金振り込まれてるやん!って思ったらこども銀行の100万円札だったみたいな感じです。

…なんやこの例えやべぇだろ犯罪じゃん嘘ですここまでヤバくないです。えー、5000兆円振り込まれる事期待してたら7円振り込まれてたみたいな感じです。お釣り調整に便利!

例え話でだいぶ話が脱線しましたが、外音取り込みノイキャンも音への影響を考慮してか、めちゃくちゃマイルド。悪くいうと効きが悪い!タップ操作でモード切り替え時に音が鳴るんですが「いま何から何のモードに切り替わったんだ…?」くらいの効き目です。バッテリー持ちが悪くなるんでぼくは全く使っておりません。


他にはワイヤレス充電非対応な点もマイナスポイント。個人的にワイヤレス充電を重要視はしていませんが、値段考えたらこういう他の機種に搭載されているような機能は網羅しておいてほしくなります。


そう!そしてこの機種最大のネックはなんといってもお値段。今の実売価格が、初代25,000円前後二代目が36,000円前後(6/15現在はセール中で32,500円でした。それでも高いよ)。1万円差はデカい。ていうか、初代からしてそもそも値段が高い


『1万円という金額差の価値があるか?』と聞かれたら『ガジェット・ワイヤレスイヤホンとして考えたらあるけど、音響機器として考えた確実にない』っていうのがぼくの結論です。音響機器として考えたら初代で既に完成していました。


『なら初代でいいか?』って言われたら、流石に使いにく過ぎて人様には勧めにくい。MOMENTUM True Wireless2は使いやすくなったし音も依然良いけど、ちょっと高すぎる。定価39,930円、安くなっても3万円超えてくるのでコスパはだいぶ悪い。

『3万円を越える価値があるか?』と聞かれたらちょっと目線逸らしちゃいますね。『そこの価値判断は…それぞれ…人に…よりますよね…』ってな感じです(勿論ぼくにはありました。モメンタム、最高。ハンバーグくらい好き)

例えば『JabraのElite75tは13,600円の価値あるか?』って聞かれたら『ありまぁす!(即答)』って答える事考えたらどうしても弱腰な感否めません。


なのでこの勝負、本当に最終的なぼくのオススメは…










『CX400BT True Wirelessを買う』


という形に落ち着きました!!!ここまで影も形も出てこなかった全く違う機種名が出てきて困惑されている方もいるかと思います。大丈夫です、ぼくも書いててよくわからんくなってきています



●第3の伏兵

このCX400BT True WirelessはMOMENTUM True Wireless2と一緒に出た兄弟機みたいなもので、端的に言うとMOMENTUM True Wireless2から『ノイキャン・外音取り込み・防水性能・バッテリー性能を削った機種』になっております。

そう!MOMENTUM True Wireless2のあまりいらない機能、間違えた最新技術の要素をカットして『音質にのみ特化』した機種になっているんです。求められていることがよくわかっているぜゼンハイザー!!!


販売定価は元々25,800円だったものが、今では13,500円となっております。何故この機種だけここまでの値下げが…元々の粗利どれだけなんだ…

価格的にライバルはJabra Elite75tとかAnker Soundcore Libety Air 2 Pro辺りになります。この価格帯のイヤホンは優秀だな…


ちなみにぼくはCX400BTを持っていないんで確かなことは言えないんですが、ほぼMOMENTUM True Wireless2と音質変わらないそうです。確かに技術データみたら、比べられるところはMOMENTUM1と2と同じデータなので、そう音は変わらないだろうと思います。イヤホン本体の筐体の差、あとはノイキャンとか余計な機能ついていない事がどのくらい音質に影響するのか、ってところでしょうか。いや、持ってないから知らんけど。

レビュアーによっては『CX400BTの方がいい音だ』なんて言ってる人すらいます。流石に嘘だろ。いや嘘だと言ってくれ。だって本当なら最強じゃない?ズルじゃん。




レビュー記事とか言っておきながら最終的に持ってすらいない機種を妄想を踏まえつつオススメして終わるとは夢にも思っていませんでしたが、皆さんもゼンハイザーの音、体感してみるのにいかがでしょうか。




●Amazonのセール情報


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CX400BTは来週開催(6/21-22)のAmazonプライムデーで安くなることが予告されているので、その機会に買うのもいいかもしれません。ぼくもMOMENTUM True Wireles2との比較のために買うか真剣に悩んでおります。MOMENTUMと違って外観がそんなに惹かれないんだよな…うーむ…


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あと以前紹介したAnkerのフラグシップ機「Soundcore Libety Air 2 Pro」も安くなるみたいです。よくセールで色んな商品が安くなっているAnkerですが、この機種がセールになるのはおそらく初めてだと思うので購入チャンス。ノイキャン性能高く多機能でオススメ。



急にアフィリエイトブログみたいなオススメの仕方しておりますが、リンクもないので勿論ぼくには1円も入ってきません。一応良かれと思って勝手にお伝えしております。皆さんも買う場合は勝手に検索して勝手に買ってください。メーカーとAmazonが喜ぶと思います。







などと記事を書いている間にまた5機種ほど新しいワイヤレスイヤホン買ったので、気になったものやオススメしたいものがあったら新たにレビューしたいと思います。

本当に終わりなき旅、現代の底無し沼に足踏み入れてしまった感覚があります。秩序のない現代にドロップキック。だれか助けてください。今はNOBLEのFALCON PROとTechnicsのEAH-AZ70Wを狙っています。5000兆円欲しい。


それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回。


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