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忖度なし!現役バンドマンが実費購入して使い込んでガチ評価を下したワイヤレスイヤホン7選!!!

おはようございます/こんにちは/こんばんは皆さん。バンド超能力戦士ドリアンセンターボーカルおーちくんです。今日も元気に自粛していますか?


同じ挨拶を何度も何度も繰り返している事からも察せられると思いますが、ぼくは自粛のし過ぎで頭が少しおかしくなり、2020年の自粛でそこそこできた貯蓄をこの2021年、ネットショッピングを駆使して信じがたいスピードで吐き出しているところです。誇張抜きに人生で1番散財してます。頑張れ日本、コロナに負けるな回せ経済。


何に散財しているかと言いますと、主に服とガジェットです。どちらも今までは必要最低限しか買ってこなかったものですが、ひょんなことからとてもハマっております。今風の言い方をすると沼っています。え、ちょっと古い?


服は自分で買った物はこれまで人生で通算2着とかしかなかったんですが、このひと月ほどで20着くらいに増えました。高校の数学の評定2のぼくがザッと暗算してみましたが約100倍です。最近は服に埋もれて寝てます。服に沼って寝てます。


そして沼っているもうひとつ、ガジェット。トラックボール色々試してみたりPCやスマホのスタンド色々買ってみたり色んなACアダプタやケーブル使ってみたり根本的に人から貰った2013年製のMacBook AirからM1チップ搭載MacBook Airのフルスペックに買い替えたり、まぁずっと買い物してます。ありがとうAmazon、ありがとう毎日のようにウチに商品を届けてくれる配達員の若い兄ちゃん。


そんなほぼ毎日Amazonや楽天市場やZOZOTOWNやAliExpressや価格.comに貼り付いてお買い物しているぼくが、今最もハマっているもの。そう!それが完全ワイヤレスイヤホンTWS(True Wireless Stereo)と呼ばれるシロモノなのです!ようやくタイトルの部分まできました導入部分無駄に長かったついて来てくれた皆様ありがとうこれからも超能力戦士ドリアンをよろしく今度CD出します買ってください!!!!!!!



どこかの会社で正社員として働いているわけでもアルバイトをしているわけでもない、ありがたいことに現在音楽活動を生業として生きている現役バンドマンによる!

PR一切なし、身銭切って最低数週間使ったからこそわかる!本気の!!ガチの!!!マジレビューをさせていただきたいとおもいます!!!!!

興味ある方はよければ是非最後までみていってください!興味ない方はブラウザバックして各々の生活に帰ってください!!!でもよかったら頑張って書くので最後までみていってね!!!!!!!





●レビュー開始前に


・スクロールバーで薄々お察しいただけるかもしれませんが、めちゃくちゃ長くなると思います(なった)


・当然ながら主観100%です。全然参考にならなかったら申し訳ない。許してください。


・iPhone / MacBook Airを使っているAppleユーザーです。Android / Windows PCを使っていないので、そちらのユーザーの方には参考にならない可能性も高いかと思います。aptXを情報としてしか知らない男です(「aptX」を雑に説明すると、音が良くてズレも少ないスゴイやつです)


・ぼくのイヤホンの大きな評価基準はざっくり

1.音質 2.コスト 3.日常使いの操作性 4.外観 5.その他となっています。ガジェット的な要素にはもちろん触れますが評価基準としては低めです。iPhoneを使いaptX Adaptiveをまともに体験したこともない癖に音質優先です。LDAC?なにそれ美味しいの?すみませんすみません許してください。


・音の機能的な優先度は

音質(音楽は雑食。音の傾向的には強いていうならフラット傾向が好み)>>>>>ノイキャン性能>>>外音取り込み機能

って感じです。外音取り込みに関しては「音楽止めたらよくない?それでも聴こえにくいならイヤホン外せばよくない?」って思ってるんで評価かなり雑です。


・音質が1番の評価点ではありますが、実際音に良し悪しこそあれど好き嫌いは人の個性・好みが1番出る箇所です。他人のレビューを参考にするより、試聴でもいいので実際にご自身で体感してみる事を強くオススメします(この文章を書く意味とは一体)


・人によっては評価に大きく影響してきそうな「音の遅延」「Bluetoothの接続性」「通話・マイク品質」「急速充電」「近接センサー内蔵でイヤホンを外すと音楽が止まり、着けると音楽がかかる機能」にはほぼ全く触れておりません。この辺りはぼくが気にならないので(「Bluetoothの接続性」に関しては、ぼくが使った限り別段気になる機種がなかったというのが正確なところです。ただしコロナ禍で、電車に乗る回数とかそもそも外出する機会が格段に減ってるからここの評価はあまりあてにならないかも)


・なんか偉そうな書き方しましたが、ワイヤレスイヤホンの沼にハマったばかりの初心者です。試聴や借りたりして聴いたことがある機種全部あわせても20個もないので『その機種よりこっちの方が〜!』とか『いやいやその機能は〜!』みたいな事多いかもしれません。許してください。そして是非コメントとかでこっそり教えてください。



●ラインナップ

それでは行ってみましょう!まずぼくが購入にいたった7商品はコチラ

・Anker「Soundcore Liberty Air 2」

・Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」

・Aviot「TE-D01d」

・Aviot「TE-BD21j」

・Jabra「Elite 65t」(中古)

・Jabra「Elite 75t」

・Sennheiser「MOMENTUM True Wireless」






えー、ラインナップをみて気になりそうなところをセルフQ&Aで答えておきます。



Q.メーカーめちゃくちゃ偏ってる!!!

A.仕方ない。好みなんだもん。


Q.最新機種がほぼなくて商品のチョイスがちょっと古め!!!

A.仕方ない。型落ちは安いんだもん。


Q.中古品混じってるけど!!?

A.仕方ない。とにかく安いんだもん。


ということでレビュアーとしては0点みたいなチョイス、商品のバラつきですが気にせずはりきってやっていきましょう!!!いつかバリッバリ稼いでワイヤレスイヤホンの沼(物理)で眠りたいと思います!



ではメーカー名のアルファベット順にやっていきます!


まず1番手!

Anker「Soundcore Liberty Air 2」

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総評…ワイヤレスイヤホンの入門にオススメできる優等生

音質:☆☆〜☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆☆☆/☆☆☆

操作性:☆☆☆

拡張性:☆☆☆☆

ノイズキャンセリング:なし

外音取込:なし

外観:☆

その他:☆☆☆


話の本筋とは関係ないんですがそもそもの土台の話として「Anker」というデカい組織に「Soundcore」という音響専門の部署がある、みたいな認識なんですがこれってあってますか?知ってる方いらっしゃったら教えてほしいです。


さてさて、このLiberty Air 2ですが今年4月に買いました。同じイヤホン使い続けて約2年、そろそろ心機一転計りたかったタイミングでした。

ぶっちゃけた事を言うとこのLiberty Air 2ですが


買ったものの全く期待しておりませんでした(失礼)



『Ankerって電子機器色々出してるけど基本的には充電器・ケーブルのメーカーでしょ?』っていうのがぼくの認識だったんですね。畑違いのメーカーの商品がなんぼのもんよ、みたいなね。我ながらバリ失礼。


この商品みんな大好き我らがAmazonでめちゃくちゃ評価が高く、その割には7,999円と比較的安価だったので(Ankerだけに)本命買うついでにお試しで買ってみるか、って購入したんですね。





見事に期待を裏切ってくれました


到着して初めて聴いてみたファーストインプレッションは『あー、なんやこんなもんね』って印象だったんですよ。なんか冴えへんな、くらいの印象(バリ失礼)


ただ専用アプリ「Soundcore」を入れて化けました。聴力検査みたいなのをやってくれて自分の聴覚適性にあわせてチューニングしてくれる「HearID」という機能があるのですが、これがぼくにドンピシャ。見事に聴こえにくいところを補ってくれました(バンドマンは爆音轟くライブハウスに日々身を置いているので耳へのダメージが尋常じゃないぞ!)

人によっては全然チューニング変わらないそうなので、そういう人は自分の聴力を誇りに思って耳を大事にしてください。そしてアプリでEQを自分好みにカスタマイズしてください。

このEQ設定はプリセットの数も多ければ自分自身でカスタマイズもできるので、色々弄ってみたら面白いんじゃないでしょうか。Ankerは手広く色々な事業手掛けてるだけにアプリも優秀でいいですね。

音質的にはTHE・ドンシャリといった感じ。ワイヤレスイヤホンって基本ドンシャリ傾向かと思うんですが(偏見)、御多分に漏れずドンシャリですね。EQ設定は必須かと思いますが、これはこれで嫌いじゃないです。


操作性はボタン式ではなく最近主流のタッチパネル式操作。個人的には押せているのかわからないし誤操作もおきやすいので圧倒的にボタン式の方が好きなのですが、Liberty Air 2はまずまず操作しやすかったです。押した時にタッチ音が鳴ってくれるしセンサー感度も悪くはなく、不満ないくらいの操作性でした。


個人的にイマイチな点外観。バッテリーケースは特に個性なく可もなく不可もなくといった印象。黒いAirPodsって感じかな。

そしてイヤホンが本体の長いスティック型。AirPodsを筆頭に巷では『うどん型』なんて呼ばれ方をしたりもする物ですが、コレが個人的にはとても微妙。どれだけAirPodsが市民権得て街で着けてても違和感が無くなろうとも、装着感やマイク性能で利点があろうとも、ダサいものはダサい。ここはシンプルに好みじゃないですね。

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(Liberty Air 2を装着してご満悦そうなメガネの男性)


あとカラーはブラックにしたんですが、本体先端とノズル部分にあしらわれたワンポイントの赤色が「蚊が血吸ってる」みたいにみえてここもあまり好きではなかったです。

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(外観評価は個人的にいまいち)


ただ明確なマイナス点はそこくらいで、他にはワイヤレス充電対応・充電の持ちもまずまず・IPX5で中々高い防水性・片耳操作可能・自分にあったイヤーピース測定をアプリで出来る・接続端子が今の主流のTypeC接続、などなど。

ノイキャンや外音取り込みみたいな特殊な機能こそないけど、値段考えたら良作以上の評価は与えられる良いイヤホンじゃないでしょうか。

Ankerの商品はAmazonでセールになる事も多いので、元からお求め安いお値段がより安く買える事が多々あるのも手に取りやすい魅力ですね。他にもAnkerからはだいたい5,000円〜10,000円以内の金額で色んな機種が出ているので調べてみて機能比較してみても面白いと思います。




続いて2番手!

Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」

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総評…機能全部載せワイヤレスイヤホンの入門としてオススメできる名機

音質:☆☆☆〜☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆☆/☆☆☆☆

操作性:☆☆

拡張性:☆☆☆☆

ノイズキャンセリング:☆☆☆☆

外音取込:☆

外観:☆☆☆☆

その他:☆☆☆☆


前述のLiberty Air 2が予想外によかった状況で、ちょうど発売された後継機かつAnker初のノイキャン搭載のフラグシップ機。しかもフラグシップ機とはいえ流石はAnker。他社のフラグシップ機の半額くらいと言っても差し支えないお値段12,980円



買うしかないじゃないですか!!!


音はやっぱりAnkerらしくドンシャリ傾向の音。しかし雑すぎることはなく長時間聴いていても聴き疲れすることはなかったです(イコライザーは弄った方がいいと思います)

めちゃくちゃ高音質!ってわけでは決してないんですが、個人的に好きですねこの日常使いを想定したかのような音。伝わるか伝わらないか微妙な表現なんですがすごい「わかりやすい」音です。いや、わかりにくいなぼくの例えは。


前作同様コチラもSoundcoreアプリのHearIDにばっちり対応。本当にありがたい…バンドマンはライブハウスのスピーカーで耳やられてるんだ…

ちなみにLiberty Air 2がHearIDに対応していたのに対して、コチラはHearID2.0に対応しております。この機能もより進化したんでしょう。多分。


操作性はLiberty Air 2と同じくタッチパネル式。ですが前作であった操作時の音設定が無くなっていて、押せたか押せてないかわからないことが多々ありました。また、アプリでタッチ操作のカスタマイズは出来るんですが、トリプルタップ操作は不可。センサー感度は悪くないですが、全体的に操作性は微妙に感じました。


アプリはやっぱり優秀で、色々と出来ることが多いです。

アップデートで機能の追加も行ってくれる(元々は無かったシングルタップ操作の追加など)ので、拡張性はかなり高いかなと感じます。タッチ操作音やトリプルタップ操作辺りは是非アップデートで改良してほしいです。


ノイズキャンセリングもこれまた優秀!ノイキャン性能最高レベルのBose「QuietComfort Earbuds 」(この機種は試聴でノイキャン試したんですが、ちょっと感動するくらいの性能誇っていました。高くて購入は断念しました)ほどではないですが、今回の7機種ではぶっちぎりトップ!機能としての役割をしっかり果たしてくれます。アプリでモード切り替えも出来るので自分自身や環境に合わせての調整もある程度可能です。


外音取り込み機能は…これ今機能ONになってる?あっ、なってるか…モード3つ切り替えられるみたいやけど、さっきのモードから切り替わってるこれ?あっ、ちゃんと切り替わってるんや…なるほど…みたいな感じでした。おまけ程度で考えといた方がいいと思います。


外観はLiberty Air 2同様イヤホン本体はうどん型でやはり好みじゃない(カラーリングはシンプルかつ高級感増した感じで前作より好印象)ですが、充電ケースがかなり好きです!

見た感じマットな質感で触ると気持ちのいい独特のサラサラした感触。これまためちゃくちゃ気持ちよく「カシャ!」っと開くスライド式のフタ。手元にあると無意識にずっとカシャカシャ開閉しちゃいますね。ただ多くのワイヤレスイヤホンがフタを開けて本体をケースから取り出したらペアリングされるのに対して、このLiberty Air 2 Proはフタ開いた時点で自動的にペアリングされるので、不用意にカシャカシャするのはやめておきましょう。

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(独特の触り心地に、カシャッと開くスライド式のフタ。是非体感してほしい気持ちよさ)


他にもワイヤレス充電対応・片耳操作可能・IPX4の防水性能・必要最低限はあるバッテリー性能・本体のカラーバリエーション豊富・イヤーピースのサイズが自分にあってるかどうかアプリで測定してくれる・イヤーピースが見たことないくらい付属してくる、などなどワイヤレスイヤホンに備えられるものとにかく詰め込みましたってくらい機能豊富

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(ちょっと見たことないくらいのイヤーピースがついてくる。ここまでいくと少し怖い)


Liberty Air 2から劣化した部分は

・防水性能(IPX5→IPX4)

・バッテリー持ち(本体単体7時間/バッテリーケース込み28時間→本体単体6〜7時間/バッテリーケース込み21〜26時間)

・対応コーデック数(SBC / AAC / aptXの3つ→SBC / AACの2つ)

くらいですかね。普段使いに全く支障はなかったので、個人的に気になる点は0でした(Androidの人や音ゲーする人は、aptX非対応だと音質低下リスクや、遅延の面で厳しい可能性有り。ぼくは音ゲーしないiPhoneユーザーなので詳しくはわかりませんが)


総括すると、しっかり正統進化を果たしてくれたフラグシップ機に恥じぬ高クオリティイヤホン

価格を考えても、ノイキャンはじめて試してみたいって人にオススメできる機種じゃないかと思います!Ankerはいい企業だと改めて思いました。




どんどんいきましょう3番手!

Aviot「TE-D01d」

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総評…2021年になっても依然色褪せない、他とは一線を画した機能を持つオンリーワン機

音質:☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆☆☆☆/☆☆☆☆

操作性:☆☆☆☆

拡張性:なし

ノイズキャンセリング:なし

外音取込:なし

外観:☆☆☆

その他:☆☆☆☆


2019年2月に発売された機種。Aviotの名前を一躍世に知らしめた名機です。ぼくを深い深いワイヤレスイヤホンの沼に誘った戦犯、間違えた恩機でもあります。


当時、今以上にAirPodsが圧倒的なシェア率を獲得していたワイヤレスイヤホン業界。『聴いたけどそこまで高音質でもないのに流石に値段高すぎるやろ!』って憤っていたぼくは、もっと低価格でいいイヤホンを探しておりました。

そしてその頃のぼくはというと、Amazonでわけのわからん中華製品を安く買っては「使えんくて当然、使えたらラッキー」みたいなアホなローリスクローリターン(ただしほぼ外れ)なガチャに興じておりましたので、ワイヤレスイヤホンも勿論中華ガチャチャレンジを敢行。【2019年最新モデル】みたいなメーカー名もわからない機種を買って大爆死

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(買った機種がコレだったかどうかはわかりませんが、こんな感じのやつでした。画像で電撃ビリビリ飛ばしてる機種は絶対買わないでください。画像作成の時点で力尽きていてイヤホン本体は音のなるゴミです。)


「うわぁ、飛行機乗った時に貰えるイヤホンみたいな音質やな…やっぱ完全ワイヤレスはあかんか…」と、勝手にワイヤレスイヤホンそのものに対する失望を抱いていた時に購入したのがこのTE-D01d。


あの時は本当に感動しました。模試で0点とった次のテストで80点とったみたいな感動でしたよ。「すげぇー!全然ちげぇー!どんだけ勉強したん!別人じゃん!」みたいな。イマイチやなこの例え。ちなみにぼくは高校時代、数学の中間テストで1点をとり期末テストで82点とって赤点を回避しました。


ちょっと関係ない話も混じりましたが、そんなわけで思い入れもかなり深くともすれば贔屓目に見てしまいそうなところですが、ここはタイトル通り忖度なくいきたいと思います!

結論から言って2021年6月現在でこのイヤホンが戦えるのかどうか。それは…












YESです!!!(普通にYESなんかーーーーーいYESなんかーーーーーーYESなんかーーーーーーーい


とにかく今聴いても音が好きなんですよね。メーカーが謳う通り「日本人向けのチューニング」というかぼくの耳にピッタリというか。J-POPの聴きやすさなんか抜群にいいんですよ。バランスも良く、中音域・ボーカルをしっかりたたせてくれたチューニング。


昨今のワイヤレスイヤホン界隈は、やれアクティブノイズキャンセリングだやれアンビエントサウンドモードだやれ小型化だみたいな風潮があるんですけど、

そんなん全部いい音あっての話だと思うんですよ!当然かもしれないですが。所詮ただのオマケ機能なんですよぼくに言わせれば。

なのでそういった機能はなくとも好みの音のこのTE-D01dはやっぱりまだまだ現役だし、人にも勧められます!一回聴いてみて気にくわんかったらゴメンネ!!!

3万前後するようなハイエンド機のイヤホンと比べて質が優ってるとは流石に言えないかもしれないですが、2021年一時期は新品が5000円切るくらいの価格で売られていたので(今調べたら最安5,980円でした)この価格だと全然「有り」だと思います。ぼくは1台目を12,000円、こないだ2台目を7,000円くらいで買いました(憤怒)このお値段でも満足です。

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(初代(右)と二代目(左)。さすがに2年使ってると塗装のハゲは目立つ)


アプリには非対応で(「AVIOT PLAYER」というアプリがあったが今は配信停止中)スマホでもイコライジング出来ないので、ぼくは主に外出先のパソコン用として使っています。


操作性良好。ボタン式で操作しやすいし、曲送り曲戻し・音量の上げ下げも可能で非の打ち所はほぼ無し。無理矢理欠点をあげて、アプリ非対応だから自分好みのカスタマイズが出来ない点くらいかな。


外観は好みが結構わかれそうですが、特徴的な見た目で個人的には好き。ぼくの持ってるカラー「ダークルージュ」は、イヤホン本体がアイアンマンみたいなカラーリングで最高。

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(アイアンマンの部品みたいなルックス。ぼくは「アイアンマンの子ども」と勝手に呼んでいる)


そして何よりも人にオススメ出来る大きな利点が1つ!

それがモバイルバッテリーにもなる点です!


昔のワイヤレスイヤホンには結構あったんですが、バッテリーケースがモバイルバッテリー機能を搭載しているんですよね。1800mAhなので非常用程度の使い方にはなります(参考程度に、ぼくのiPhone8の充電が5%から50%になるくらいのバッテリー能力)が、そもそも最近のスマホってバッテリー持ちめちゃくちゃいいので軽く充電出来る機械さえあれば丸1日程度は電池切れることないと思うんですよ。

なので「スマホの電池持ちいいのにわざわざモバイルバッテリー持ち歩くのも邪魔やな、でもいざという時ちょっと怖いな」って時にイヤホン兼モバイルバッテリーになるコイツは中々に優秀

そういう小型軽量化が進みすぎた他のワイヤレスイヤホンにない利点も兼ね備えております。


モバイルバッテリーにも使えるくらいなので、もちろんバッテリー性能も他と比べて頭一つどころか二つ三つ抜けた性能を誇っております。本体のみで9時間、バッテリーケース込み100時間以上という全ワイヤレスイヤホンの中でも最高クラスの充電待ち。素晴らしい。


絶賛続きですが勿論マイナス面も多数あって

・モバイルバッテリーの側面持ってる分充電ケースが結構デカい

・イヤホン本体の形、イヤーウィングが独特で耳へのフィット感は装着する人による(ぼくはあまりあわず左耳がよく落下する)

・先に述べた通りアプリ非対応で拡張性はなく、イヤホンとしての特殊な機能も全くと言っていいくらい無い

・最低音量がデカめで、音漏れしやすい

・このご時世に接続端子がmicroUSB(発売時期を考えたら仕方ない面もある)

・2019年に買った物より2021年に買った物の方が品質が下がっていた(充電ケースの開閉感が悪くなってた、充電残量のインジケーターの光り方がちょっと変、付属ポーチの材質の品質が下がっていた等。商品全体の品質が低下してしまったのか今回買った物がやや外れ商品だったのかは不明)

名前が言いにくく覚えにくい(ちょっと愛着湧きにくいから呼びやすい名前つけてほしいです)


羅列するとこんな感じ。しかしマイナス面や足りない機能考えても、いいワイヤレスイヤホンだと思います。金額とかモバイルバッテリー機能考えたらサブ機にもオススメできる、2021年もバリバリ現役の一品です。





折り返し地点、4番手!

Aviot「TE-BD21j」

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総評…個人的大本命!だったが…?

音質:☆☆〜☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆/☆☆

操作性:☆☆

拡張性:☆☆

ノイズキャンセリング:なし

外音取込:☆

外観:☆☆☆☆☆

その他:☆☆☆


2019年4月にTE-D01dを購入して丸2年。そろそろ新しいワイヤレスイヤホン買うか、というよりこのTE-BD21jが出たからコレを買うか、とそのくらい明確な意思を持って期待値MAXで購入したこの商品。

TE-D01dで大満足したものの、満足したからこそ他のイヤホンも気になってYouTubeやブログなどでワイヤレスイヤホンのレビューを見続けてたんですよねこの2年間。その中で色んなレビュアーから絶賛の嵐が巻き起こってたんですよこのTE-BD21j。それもほぼ一点、音質面

ワイヤレスイヤホンの付属的な機能は全くこだわらないから、とにかく良い音を可能なら安く手に入れたいと思ってるところに、色んな人が音質大絶賛でかつ価格は16,280円。しかも自分が長年愛用しているメーカーの満を辞したフラグシップ機。まさにドンピシャ。これは期待するなという方が難しいでしょう。






正直に言ってハードルを越えてこず

いや、ぼくが悪い面もデカいんです、ちょっと期待し過ぎてたところがある。TE-D01dで味わったあの感動がもう一度味わえるかな、とハードルを不用意に上げ過ぎていたとは思う。

しかしこの機種にはそのハードルを越えてきてほしかった。勿論、悪いイヤホンではないんですがね…


到着してワクワクを隠しきれんまま聴いた時の第一印象がまずかなり微妙でしたね。のちにEQいじってだいぶ持ち直しはするんですが。

TE-D01dとは狙ってる客層が根本的に違うような、そんなサウンドです。ぼくにはとにかく物足りない。

Aviotの商品によく載ってた「日本人向けのチューニング」って言葉はなくなっていて、確かに最近世界で流行ってるような音数の少ないサウンドにはあうかもしれません。

でも求めてたものじゃない!!!(あくまでぼくの意見です)って感じでした。

AVIOT専用アプリ「SOUND XXX」でイコライザーが弄れてそれで結構好みの音には近づけられたんですが、やっぱり高過ぎたハードルは越えられず。


アプリも立ち上げのレスポンスが悪かったり出来ることが少なく、他社のアプリに比べるとクオリティは微妙


操作性はタッチパネル式でセンサー感度は悪くないですが、これも個人的には操作しにくく…やっぱボタン式のが圧倒的に操作しやすいなぁ。

アプリでタッチ操作のカスタマイズも一応可能ですが、その割り振り出来ることがめちゃくちゃ少ないのも残念。アップデートで改善を求めますが、総合してかなり微妙です。


ノイキャン機能はなく、外音取り込み機能は備わっております。が、これは率直に言って本当に使えなかったです。ノイズ出過ぎ。ランニング中に使ってみたら、風切り音のノイズ酷過ぎてバランス的にはノイズ>音楽>外音みたいな感じでした。ずっとバリバリ言ってて笑った。ここもアップデートで改善してくれたらいいなぁ…


付属品ポーチがついてくるのでこれ自体はありがたいんですが、TE-D01dについてたものより明らかに品質が落ちていてやや残念ポイント。めっちゃ硬くてゴワゴワでした。


付属品でいうとイヤホン落下防止用のストラップも付いていて、TE-D01dはよく耳から落ちたりしてたのでこれは嬉しいかなって思っていたのですが、実際に手にしてみると全く使いませんでした。

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(こんな感じのセミワイヤレスイヤホン的な使い方が出来るかとワクワクしました。出来ませんでした)


ストラップつけてるとケースにしまえないので、使う時にいちいちストラップつけて、しまう時にはストラップ外して、ストラップはストラップでどこかに保管して、って工程が日々の使用においては思っていたよりも面倒。1日だけ使って外箱の中にお帰りになられました。


そしてバッテリーケースのフタが大きく開かないので本体の取り出しがしづらい。ここも日常使いでは地味にマイナスポイントでした。収納する時ノズル側が内向きか外向きか、置き方もいつまで経っても間違えます(コレは自分の記憶力が悪い)


ここまでマイナス面ばかり並べてしまいましたが、プラス面も並べていきましょう。


・梱包されてる箱がキラキラ光って高級そう。

・外観もジュラルミン製で高級感あり。かっこいい。

・バッテリーケースのフタが開けやすいスライド開閉。

・付属品が豊富でウレタンフォームのイヤーピースも付いてくる

・アナウンス音声がかわいい(他のメーカーはだいたい機械的)

・接続端子がTypeC

・バッテリー持ちはいい


みたいな感じですかね。外観はメタリックで、個人的に好きな色の赤色もあってトップクラスに好きな見た目しています。

Liberty Air 2 Proほど開けた時の爽快感はないですが、片手でカシャッと開くスライド式のフタも高評価ポイント。

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(好みはわかれそうな派手めな外観。先述の通り本体収納部は狭く出し入れはしづらい。もっと大きく開いてくれたらいいのに)


付属品が多くついてくるのも嬉しいですね。特にウレタンのイヤーピースって単体で買って1,000円以上するものもあるのでお得感あり。ぼくの耳にはこのウレタンイヤーピース遮音性も高めてくれてベストマッチしました。

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(付属品の種類はトップクラスの多さ)


総括すると外観的にも所有欲は満たしてくれるものだと思いつつ、値段が1万円台中盤から後半って考えると他に選択肢が出てくるかな…と思う商品でした。




後半戦いきましょう5番手!

Jabra「Elite 65t」(中古)

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総評…








買うな!!!!!!!

音質:☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆☆☆(中古品は☆☆☆☆☆☆)/☆☆

操作性:☆☆☆

拡張性:☆☆☆

ノイズキャンセリング:なし

外音取込:☆

外観:☆☆☆

その他:☆



【注意!:参考になるか1番怪しい項目です】

まず聴き馴染みがない方の為に「Jabra」というブランドについて。

Jabra…デンマークで電気通信会社として1869年発祥したGNグループ傘下のオーディオブランド。2000年代にはヘッドセットで世界シェアナンバーワンに。GNグループの姉妹企業に世界トップクラスの補聴器メーカーもあり、それらの技術を生かしてワイヤレスイヤホン開発に力を入れている。


簡単に説明するとこんな感じです。ワイヤレスイヤホン開発にはかなり早くから参加しており、その界隈では知る人ぞ知るブランド。

毎作評判も良く、いつか買いたいなと思っておりました。


そしてこちらのElite 65t。

ジャンク品としてオークションに出ていたので参加してみたら2,000円くらいで競り落とせてしまいました。

そうジャンク品として購入したのです。なので新品や完動品とは全く状態が異なる可能性があります。とはいえジャンク理由が「ペアリング方法がわからないので動作確認ができない為」で、購入後ペアリングしたら普通に動いたのでレビューさせてもらっています。

元々は20,000円以上する商品ですが、今となっては新品でも8,900円で買えてしまうのでレビューするならちゃんと買えや、って話なんですが元々レビューする気はなかったので…めっちゃこき下ろすけど許してね65tファンの人…


まず音ですが「元気な音やなぁ」って印象。オブラート取っ払っていうと粗く感じました。ぼくの手持ちで今最も安く買えるTE-D01dと比べてもお世辞にも高音質とはいえない。専用アプリ「Sound+」でイコライザー弄れるんですが、自分好みに調整してもこの評価は覆らず。


音の面でいうと「Hearthrough」という名の外音取り込み機能。これもちょっと使い物になるとはいえないレベルでした。アプリで周囲の音の量を調整出来るのですが、強くしたらホワイトノイズがバリバリのるし弱くしたらほぼ意味がない。


これらの音の面が、ぼくの買ったのが品質に問題をきたしていて、本当はもっとクオリティが高いものだと仮定します。それでも人にオススメできない弱点が多いです。


まずは充電ケースの開閉。これがめちゃくちゃ開けづらい。慣れたら意外とスムーズに開けられるんですが、それでも両手を使わないとまず開けられないという不便さ。しかも充電ケースの本体収納部分にはマグネットがついていない。力尽くで開けたり傾けて開けてしまったらイヤホンが飛び出てきたり落下するリスクがある。他のイヤホンだとまず無いリスクがあります。


そしてイヤホン本体のデザインデカさ。見てもらったらわかるが、ツメのような部分があり人によっては装着感めちゃくちゃ悪そう。そして大きく素材的にもツルツル滑る。上で書いた通り充電ケースにマグネットもないのに本体はデカくてツルツル滑りやすいので、これまた落としやすいリスクあり。

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(大きくて滑りやすいイヤホン本体。「能ある鷹は爪を隠す」なんていうが、剥き出しの爪)


続いて操作性。個人的にタッチパネル式よりも高評価なボタン式操作ですが、これにも一癖あり。右側はなんの不満もないんですが、問題は左側のボタン。一つのボタンをポチッと押すものではなく、ボタンの両端を押して操作するというもので、これが押し心地もあまり良くなくてちょっと操作しづらい


他にもアクティブノイズキャンセリング機能なし、バッテリー持ちも並以下(ケース込み最大15時間再生)、接続端子はmicroUSB、と人にオススメしにくい要素のオンパレード。気を取り直して逆にメリット面をあげてみます。


・防水防塵性能IPX55で外でガンガン使える(防塵性能があるワイヤレスイヤホンは珍しい)

・最大8台のマルチペアリング、そのうち2台までマルチポイント可能(パソコンやタブレット、スマホ2台持ちの人からするとこれはかなり便利だと思う)

・値段が5桁を切るコスト面

・本体はデカいが、充電ケースは比較的小さく持ち運びしやすい

・外観デザインはシンプルだが、カラーリングがカッコいい

・通話品質はやや機械的だが実用レベル


このくらいかな。まぁ値段考えても購入をオススメはしません。ぼくみたいに2,000円くらいだったら全然いい買い物だと思います。販売直後の20,000円オーバーの定価で買ってたら機嫌悪くなっていただろうなと思う商品。電化製品の中古品は怖いねって話でもありました。






終わりみえてきました6番手!

Jabra「Elite 75t」

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総評…酷評の前作から超パワーアップ!!!欠点を克服しつつ個性が光る「エリート」の名に恥じぬ一台

音質:☆☆☆〜☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆☆/☆☆☆☆

操作性:☆☆☆☆☆

拡張性:☆☆☆☆☆

ノイズキャンセリング:☆

外音取込:☆☆☆☆

外観:☆☆☆

その他:☆☆☆☆


期待していたElite 65tがかなり想定を下回る結果となり、買ったもののあまり期待していなかったElite 75t。

しっかりその期待を裏切ってくれました!やったぜ。


まず音質。これはもう明らかに65tから良くなってました。あんまり小難しい言葉をやいのやいの並べたくはないので、是非ご自身の耳で体感してもらいたいところですが、音の定位感・解像度が明らかに上がってました。その中で低帯域がパワフルでロック調の曲等かなり楽しく聴けました。

個人的に音の傾向的にはフラット好きなんですが、実際に街中や電車内で使用すること考えたらこのくらい強い低音の方が聴きやすかったりするんですよね。Ankerの機種にも言えることなんですが。実用性の高い音かなって思います。

もちろんアプリでイコライジング可能で、力強い低音をより強めたりボーカルを前に出したりある程度自分好みに味付けもできます。

AnkerのHearIDのように聴力を調べてチューニングしてくれる「MySound」という機能もアップデートで追加されております。バンドマンの味方…!


お値段は2019年販売開始当初は25,000円程度だった物が、2021年6月現在Amazonで最安値13,600円。ワイヤレス充電対応で14,500円、防水性能を上げたElite Active 75tが15,400円。

個人的にはワイヤレス充電も過度な防水性能も必要ないので13,600円なら安いかなと感じます!


操作性は今回の7機種の中ではぶっちぎりトップ。押しやすく操作しやすいボタン式であり65tのような癖もなく、アプリでカスタマイズも可能。3タップ操作・曲送り曲戻し・音量変更まで完備してくれてるのは文句なしですね。


アプリも優秀で拡張性も高く、機能追加のような大型のアップデートも結構頻繁にしっかり行ってくれるなどユーザーライクな印象。65tで『Jabraってイマイチなんだ』みたいな決めつけをせず75t買ってよかった…!酷いこと言ってごめんねJabra…!


販売当初ついていなかったアクティブノイズキャンセリング機能もアップデートで追加!ノイキャンが後から追加されるのはちょっときいたことない!素晴らし過ぎる!!!

ですが、これはほんとおまけ程度に考えた方がいいです。アプリでノイキャン性能最大まで上げても外音バリバリ聴こえます。機能追加してくれるだけありがたいしスゴイけどね。


逆に外音取り込み機能かなり優秀。この機能も操作性同様7機種の中でぶっちぎりトップです。というより、ぼくの手持ちの中では唯一外音取り込みがまともに機能していると言ったほうがいいかもしれません。集音声に優れ、やや機械的な音かもしれませんが音楽流してても外の音が聴こえて感動します。


外観はケース・本体ともに非常にシンプル。が、めっっっっっちゃくちゃ優れてるところがございます。採点的には外観の項目ではなくその他の項目で加点した点ですが、



とにかくコンパクト!

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(コンパクトなので他の機種は全て入らなかったダイソーのケースにすっぽり収まります)


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(更にひと回り小さなワイヤレスイヤホンケースにもスポッと収まるコンパクトさ)


7機種ではダントツで、バッテリーケースもイヤホン本体も小さい!

持ち運びに便利だわ、装着感は抜群にいいわで素晴らしいの一言。


それだけ機能が詰まっていて本体サイズが小さいのに、バッテリー持ちも全く問題なし(ケース込み最大24〜28時間)

総合力・コストパフォーマンスに非常に優れた1台です。軽く試聴した事あるのですが、値段・サイズを考えたら正直後継機の85tよりオススメできるんじゃないかなと。……高くて買えない負け惜しみじゃないよ?本当だよ?


前作の利点は失うことなく欠点を徹底的に克服して、他にはない個性も兼ね備えた一台。メイン機には勿論、本体の持ち運びやすさ・防水防塵性能の高さからサブ機にもオススメです。ぼくは主に雨の日に使っています。すごいぜJabra


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(前作の欠点を徹底的に排除した優秀な機体Elite 75t。ちなみにマグネットがなかった65tの反省からか本体同士がくっつくくらい強力な磁力を有している。買ってイヤホン同士がくっついた瞬間少し笑ってしまった)




とうとうラスト7番手!

Sennheiser「MOMENTUM True Wireless」

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総評…辿り着いた俺のベストプレイス。人にオススメはしない。

音質:☆☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆/☆☆

操作性:☆☆

拡張性:☆☆

ノイズキャンセリング:なし

外音取込:☆

外観:☆☆☆☆☆

その他:☆☆


コチラのイヤホン「MOMENTUM True Wireless」。非常にピーキーな性能をしております。

特徴をかいつまんで並べますと


・高い

・タッチパネル操作で、その操作性も悪い

・タッチ操作のカスタマイズが出来ない

・音量調整出来るのはいいが、長押し操作なので微調整がきかない

・高い

・イヤホン本体がとにかくデカい

・しかもツルツルで滑りやすい

・本体がデカ過ぎるので装着感は人を選ぶ

・デカ過ぎて長時間つけてると耳が痛くなりやすいかも(後述の理由により、実際はそんなに長時間つけっぱなしにする事はないんですが)

・イヤホン装着してる自分を鏡で見たときに「イヤホンデカッ!」って思う

・バッテリーケースもそこそこデカい

・本体もケースもデカいのに、バッテリー持ちはめちゃくちゃ悪い(長時間イヤホンをつけっぱなしにならない理由にはなります)

・しかも自然放電する。しばらく放置してふと気づくと充電がなくなってしまっている事がある

・のに高い

・特殊な機能はほぼ何もない

・せっかくついてる外音取込機能もへぼい

・イヤーピースの形状が特殊

・イヤーピースを付け替えた場合、形によっては内部のスポンジ状のフィルターが取れてなくなる可能性がある

・高い

・とにかく高い


といった感じです。見た感じロクな物じゃなさそうですね。販売価格は発売当初の2018年36,000円前後、2年半が経過して後継機が発売され型落ち機となった今でもAmazonで24,800円という商品です!率直に言って高い!!!

そして上記羅列した通りで、この値段にも関わらずダメな点が多すぎる!この価格帯で充電ケース併用して再生10時間ちょっとのイヤホンなんか見たことないぞ!タッチしてからのラグどれだけあるねん!!!


しかししかし!このイヤホンが輝く点が2つ!!それが

外観

なのです!!!


外観は人によるでしょうが、ぼくはめちゃくちゃ好き!他にはないファブリック素材のバッテリーケースをパカっと開けると、光沢ある銀のタッチセンサー部がキラリと光るイヤホン本体。コレはテンション上がります!!!

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(他にはないオンリーワンのデザイン。「SENNHEISER」の文字とロゴがチラリ)


普段使いする物こそ、見て触って持ち歩いてテンション上がる物を買うべき!と思ってるので100点満点差し上げます!あっぱれゼンハイザー!(何様)


そしてイヤホンにとって最も重要な音の部分

2019年に、中華製の名も知らぬ雑魚イヤホンからTE-D01dに乗り換えて味わったような感動が、再び

いや、本当に久々に感動しました。あれはいいものだ…

音質的には手持ち7機種では1番フラット傾向。低音がしっかりと出ていますが、行き過ぎてて強すぎるなんてこともないですし嫌な高音が耳をつくような事もなし。とにかく表現豊かに聴こえます。イヤホン本体がデカくて耳の穴を覆うような形状も物理的に良いリバーブ感を与えてくれていると思います。もう一言、いい音です。

このモメンタムもアプリでEQ弄れるのですが、いじる必要がないくらい良い音(曲によっては低域を削って高音域上げるくらいが個人的ベストだったりはしますがニュートラルでも全然良い音)

タッチ操作のカスタマイズ性がなくEQいじらなくてもいい音鳴らしてくれるので、アプリを入れられないパソコンでも心置きなく使用できます。


そして使っていて愛着も出てくるとダメな点も愛しくなってくるというもの。くっそレスポンスの遅いタッチセンサーも、例えばダブルタップしたいときは「ワンタップして、一呼吸置いてからツータップ目…はい!ちゃんと次の曲いけたね偉いね!」みたいに付き合い方もわかってくるというものです。

悪いところまで良く見えたりポジティブ面に変換しようとしてる時点でお気づきかと思いますが、ぼくはもうコイツにメロメロです。人様にオススメは全然しませんが。

いやはや、こんなところに自分のベストバイがあったとは!2018年12月発売の機種なのでもっと早く買ったらよかった!!!フリではなくオススメはしません

点数:99点(人に向けた採点だと50点くらい)




●まとめ


ということで、2021年6月時点での超個人的ワイヤレスイヤホンランキングTOP3はこちらになります!

1位:Sennheiser「MOMENTUM True Wireless」

2位:Jabra「Elite 75t」

3位:Anker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」

同3位:Aviot「TE-D01d」


この7機種だと

ノイキャン性能求めるならLiberty Air 2 Pro

外音取り込み機能求めるならElite 75t

音質求めるならMOMENTUM True Wireless(それ相応の愛が必要。あとお金)って感じでしょうかね。


予算的な観点からだと

5,000円〜10,000円ならTE-D01d

15,000円程度まで出せるならElite 75t

オススメいたします!




●最後に

ここまで長々と書いてきましたが、全ての総評を。

ワイヤレスイヤホンは『人の身体』に身につける『精密機器』です。

全世界に人間が70億人くらいいて、同じ人間は1人としていません。根本的な体の作りから内的な嗜好まで、1000人いたら1000パターンそれぞれ全く違うわけです。

そして精密機器は工場で全てが同じように作られている、といっても生産ロットによっての当たり外れがあったり、もっと言ったら一個一個に微妙な違いだったり初期不良品のような、やはり当たり外れが出てしまう物であります。

ここまで言って何が言いたいかわかりましたね?






そう、ぼくの意見なんて、あなたにとっては毛ほども価値がないのです!!!


是非!直接!!自分の身で!!!色々なワイヤレスイヤホンに触れてみてください!!!!!あなたのベストはあなたにしかわからない!!!!!!自分のベストプレイスは、自分自身にしか見つけられないのだから…(良いこと言った風に予防線を貼りながら闇の中に消えていく)
















PS.「MOMENTUM True Wireless」がお気に入りになればなるだけ、やはり後継機の存在が気になり過ぎて結局「MOMENTUM True Wireless2」も購入に踏み切ってしまったのでコチラも聴き込んでまたレビューあげたいと思います。

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長々とありがとうございました。それでは、アディオス。

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