はじロー(8)
神の律法を誇っていても…
ローマ人への手紙2章17-24節
「人間」の問題は、本質的に互いにさばき合ってしまいがちということ!をずばり指摘して、ユダヤ人をはじめとしてギリシャ人も、自分の「律法」をたてに自己正当化していることを描き出していきます。
まず、ユダヤ人から。パウロは、「ユダヤ人」を自称する人たちに「あなた」と個人的に呼びかけるように書き始めます。
世界の民族それぞれに、自分たちの誇りとすることがらを持っているだろうと思います。多民族国家インドネシアの日常でも、あまり口にはしないものの、