積み上げるたびに泥臭く「成長」したくなる
臨床検査技師としてキャリア15年ほど経過しました。
20代前半に目標設定した「30代で技師長ポジション」という目標は達成できたので、そこについては自分を褒めてあげたいところではありますが、一方で「職業人としての成長」についてはまだまだ納得のいく形が見えていません。
20代前半というのは野心に溢れていて「絶対に資格とって活躍する!(医療現場は資格がモノをいう側面があります)」と思っていました。
30代になり、父になり、そしてチームリーダーとなり。
少しは落ち着くのかなと思っていましたが、そんなことはなく、むしろ不思議なことに「さらに成長したい」という欲求がすごいことになっています。それこそ20代より強い想いがあります。
おそらく責任感もあるとは思うんです。チームリーダーが情けない姿だと、だれもついてこようとは思わないでしょう。だから、自ら背中で示していく姿勢も大事だと。
そして、自分自身の身体が変化していくことも実感しているのも大きい気がします。
これから先、あと20年とちょっと(定年伸びたらもっとですが)現役でやっていくためには健康であることが絶対条件。そこで自然と「医療」というものに目が向く。自分が関わっている医療というものについて、もっと知りたい、もっと貢献したいと思うようになっています。
若い頃は(今もまだ若いですけど)もっとスマートに勉強して、スマートに活躍したいと思っていました。頑張っていれば誰かが見つけてくれる…そういう甘さもありました。
しかし今はそういう甘さはなく、自分から仕事を取りに行ったり、アピールの場があれば最大限売り込むことをしています。それが自分のやりたい仕事に繋がることを、この15年でイヤというほど経験してきたからです。
それこそタイトルにもあるとおり「泥臭く」。
綺麗事は言ってられません。まだ30代は若いとみられるものの、新人さんほど若さもありませんから、中途半端な仕事は許されません。
チャンスは確実に活かさないといけないんです。そのためには、毎日の準備が大切になります。
健康管理、日々の学習、意識のキープ、チャンスが到来した場合のシミュレーションなどなど、、、
神は信じませんが、チャンスの神様は準備している者しか成功を与えません。
万事を尽くす。
何歳になっても成長していきたいと思えば、新人の時ほどのチャンス量はないからこそ、普段から結果を出しつつ、しっかりとした準備をして、キッチリ活かしていく。
口で言うのは簡単です。あとはこれをどこまで自分の中で具現化していけるかが勝負。
ということで、今日もは体調が崩壊ギリギリラインですが(子どもからもらう風邪ばっかりは防ぎようがない…)コツコツと積み上げていきたいと思います。
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