チームの効率性を高めるのはシステムじゃない

チームで働いていると嫌でも「効率性」というワードが僕たちの耳に飛び込んできます。

これはもう仕方のないことで、企業というのはより少ない人数で、より多くの成果を求めるものだから。そこにケチをつけるのはナンセンスというものでしょう。

だから毎日毎日くどいくらいに「効率を高めるんだ!」という呪文が聞こえてくるのです。

じゃあ効率性を高めるのは一体なんなの?ってお話になります。

どんな業界にも「業務システム」というものが存在します。

顧客管理システム、僕のいる医療業界でも業種ごとに管理システムが異なっていたりします。どれがいいなんて言えませんし、結局のところ「慣れ」の問題だったりします。

もちろんメーカーさんは日々切磋琢磨して、よりいいものを届けてくれようとしていますので、そこの努力には敬服するしかありませんが、結局は「人が動かすもの」であり、そこに「感情」はありません。

今はAIで感情表現できるとかできないとか、いろんなことが言われておりますけど、チームというのは人間が集まって形成されたものなのです。

ということはですよ。

人間が効率的にならないといけないわけですよ。システムはあくまでその補助をしてくれるというポジションです。我々人間が「効率性」に向き合わないでどうするんだって話です。

個人的にチームの効率を上げるには、もうこれしかないと思っています。

「メンバー間のコミュニケーション」

これがないチームはどうしたって効率が悪いです。

情報伝達然り、やらなくていい仕事、それは違う誰かがやればその分手が空く人も出てくるなど、細かいところで「効率性」というのはボロボロと落ちていってしまうんです。

コミュニケーション。

この言葉も腐るほど聞きますよね。大事だって。でもそんなことはわかってる。だけど嫌いなものは嫌いだし、好きなものは好きだしってことで、どうしてもメンバー間のコミュニケーションには「差」が出てきます。

それこそウイイレをやったことがある方ならお分かりかと思いますが、選手間をつなぐあの線ですよ。赤いと連携が良くて、青いと連携が悪いとされるアレ。

ここをどうやってより赤くしていくかがリーダーの腕の見せどころ。

別に仲良しこよしでやれって言ってるわけじゃないんですよ。お互いにとって気持ちのいいコミュニケーションを取れればそれで十分なんです(実際はその先に進まないと、よりいいチームになりませんが)。

ちょっとしたことでもお互いに動きを知っていると、ホントに動きやすくなります。

「アイツはあそこにいくから、自分はこっちに行けばいいな!」

たったこれだけでもチームとして使う時間が「効率化」されていきます。

アレコレ小難しい話はやめて、まずは目の前のメンバーや同僚、上司と話す。お菓子のひとつでもあげれば、ワッと話が盛り上がりますよ。

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