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ラボに囚われた孤独な人間

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ラボに囚われた孤独な人間

最近の記事

自分のモチベーション源とは?

最近、研究室に通うようになり、いろいろやりたいこと、やらなければならないことを考える中で、気づいたことがある それは、なぜ自分のモチベーションが今までの学生生活で、学ぶ内容によって激しく乱高下するのか?という問いへの部分的な答えになるものだ。 気づきの発端は、今までの大学生活でずっといつかやろうと思っていたが手を出してこなかったプログラミングと、部分的にしか勉強していなかった英語を最近なぜかすんなり始められたからだ。 この二つの共通点は、ツールである ということだ。情報学

    • ずっと真夜中でいいのに。に惹きつけられる理由(羅愛ペガ参戦記録)

      大学生になってから、平日に時間的余裕があることもあり、あえて人でごった返すGWを狙って外出する必要がなくなった。そのため、いつもならGWは家か近所の映画館で映画を見たり、大学の図書館で課題をこなしたりして過ごしていたが、今回は横浜のKアリーナでのライブに参加することができた。今回のnoteでは、僕がここまでの人生で最ものめりこんだと言えるコンテンツ:ずっと真夜中でいいのに。について書き散らしてみる。 ずとまよとの出会いは、高校生の時に遡る。正しい偽りからの起床 の公開前後か

      • 壁への向き合い方

        ここ数週間、研究室で先輩の実験を見つつ、実験原理の基礎や実験手技を教えてもらったり、練習したりしている。その先輩方は技術はもちろん、とにかく教えかた、褒め方が上手で本当に尊敬しているのだが、その中でも先日言われたことが頭の中で反響している。それは、指導教員や上の学年の人はそれだけ経験してきた時間に差があるんだから、議論についていけなくてもあまり卑下する必要はないという趣旨のアドバイスだ。 小学生のころ一番遊んだのは近所の年上の人だったことが発端かもしれない。自分はそこからい

        • 地方出身者が感じる教育の地域格差

          最近、Xでは国立大学の学費を150万にすべきという慶応のお偉いさんの提言に始まり、教育の地域格差(主に首都圏または難関大学への進学について)のポストがバズっている。そしてこの流行りは今回が初めてというものではなく、定期的に観測することができる。地方から首都圏の国立大学で学んでいる身として、関連のポストには賛同できる点もあるし、賛同できない点もある。そのため、自分がこの話題について、数年間大学で学んだ経験から感じたことをまとめてみる 特に教育などの話題が多くの注目を集め、時に

        自分のモチベーション源とは?

          ラボ🐤日記

          ようやく本格的に卒業研究が始まり、今はいろいろな実験手技を教わっているところ。 少しづつラボのルーティーンに慣れていきたい 自分は夜に弱く、朝には強いので、朝型生活の研究室に入れてよかったな~と感じている。早く来て早く帰るのが一番いいに決まってる 今はとにかく、早く自分のテーマが欲しい ぼんやりは決まっているが、ぼんやり論文を読み続けるのは結構苦しい というか飽きる それに、やっぱり手を動かして実験したい。実験したいからウェットの研究室を選んだが、それは間違いではなかった

          ラボ🐤日記

          新たな趣味:F1観戦 の楽しさ

          僕はお金がないので免許は持っているが自家用車は所持しておらず、運転は帰省した時に親の車を借りるか、友達と遊びに行くときにレンタカーを借りるかというくらいの頻度でしかしないような、ほぼペーパードライバーである。そして、車にもそこまで興味がなく、車種を言われても、メーカーのなんとなくのイメージ以外何もわからないくらい、車趣味ではない。 せめてもの車要素は、たまにCarwowを見てフェイクマフラーを看破する魔法の杖の登場を心待ちにする程度で、完全に、車にわか、もしかするとそれ以下で

          新たな趣味:F1観戦 の楽しさ

          理系大学生こそオッペンハイマーを見よう(絶対にIMAXで見ろ!)

          映画紹介 クリストファーノーラン監督による、原爆の父と呼ばれるオッペンハイマー博士の人生を描いた映画。視聴してなおカテゴライズが難しいなとは思うが、歴史映画としておく。 世界各国での上映開始は2023/7/23~だが、日本公開は作品を巡りいろいろあった(後述する)結果なのかはわからないが、2024/3/29~と半年以上期間を開けて公開された。 2024アカデミー賞7部門受賞の注目作。2023を象徴する映画であると(ハリウッドには)評価されているようだ 音響や映像ともに

          理系大学生こそオッペンハイマーを見よう(絶対にIMAXで見ろ!)

          教員が理想とする学生のモチベーションと学生が見る学生のモチベーションには大きな乖離がある

          僕は大学に入ってからクラス代表として学生から集めた意見を共有し教員と意見交換をした経験がある。そしてつい最近卒業研究発表会の司会もやってみた。オープンキャンパスの学生スタッフもやったことがある。その中で感じた違和感について記述する。(特定の個人を批判するものではありません) 講義アンケートについて 講義の内容が被っている、等の意見が学生から寄せられたため、ある会議でそれを報告したところ、なぜ講義終了後の利用できる学内ツールを利用したアンケートに答えず、この場で主張するのか

          教員が理想とする学生のモチベーションと学生が見る学生のモチベーションには大きな乖離がある

          観光旅行というより、移動とそれに付随する文脈が好き

          はるばる遠くから大学の最寄りに降り立ち、瞬きをして、目を開けると気づけば大学の終わりに到達してしまった。 これからは各々卒業研究や大学院入試に勤しみ、各々の研究室に引きこもり顔を合わせることも減ってしまうため、おそらく卒業旅行はしないだろう。 思えば大学の間、お金がないなりにいろんな友達と、いろんなところに行った。 那覇・札幌(小樽)・金沢・草津・宇都宮(日光)・仙台・大阪・京都・銚子・(下田) 九州・四国・東海以外はだいたい行ったので、もしまだ学部の間に行けるなら、

          観光旅行というより、移動とそれに付随する文脈が好き

          INTPだけど、時間は守れます。

          暇なときに気が向いたら、MBTI診断をやっているのだが、INTP-TとINTP-Aを行き来している。つまり、とりあえずはINTPなんだろう 今は自己主張型のAではなくTらしい。確かにINTP-Tの感情が乱気流状態という特徴にによーーーーーーくあてはまる 自分の感情を知覚するのが難しいというのもよく当てはまっている 今どうしたいのか自分でもわからないのでストレスの適切な発散方法がわからない INTPは論理学者などと高尚な名前がついているが、要は飽きっぽくて気分屋なので効率

          INTPだけど、時間は守れます。

          コロナと潰瘍性大腸炎に消された高校最終年度の思い出。

          僕は02世代なので、ちょうど高校二年生の終盤~大学2年中盤までをコロナに消し飛ばされた。唯一の救いは、修学旅行には行けたということだ。今思い返してみると、あれは本当に楽しかった。 おそらくみんなそうだと思うが、高校2年終盤~高校3年の間は本当に受験勉強に苦しんでいた。今になって振り返ってみると、どう考えても僕はひたすら単語帳と向き合ったり、問題を解いたりするような一種のライン作業・単純作業が本当に苦手だ。しかも、一応理系で一番賢いクラスにいたため、クラスメイトには東大や京大

          コロナと潰瘍性大腸炎に消された高校最終年度の思い出。

          自己分析をバカにするべきではなかったという話(就活について)

          大学に入り、一年、二年と経過し、そろそろ三年目も終わろうとしている。自分の学部は70%以上が大学院進学するため、就活する同期は少ないが、就活組が皆頑張っているのは外野からでも伝わってくる。加えて、僕が通っている大学は都内ではなく、マンモス私立大学のようにOBが各業界にわんさかいるわけではないので、就活熱も高くない。 そして、大学の校風?として就活だけではなく、ガツガツしている人が少なく、のほほんとしている雰囲気の人が多い。(これは、院生含めて) 僕も例に漏れず、院進する予定

          自己分析をバカにするべきではなかったという話(就活について)

          個人的おすすめ映画(一部ネタバレあり?)

          自分の属性・好みについて 自分は20代男で基本的に洋画を見る。ジャンルはそこまで問わないが、SFやファンタジー、スパイ映画、アクション映画等が特に好きだ。演出的に映画館で見ないと退屈な映画も好きなので、好きなシリーズや俳優が出ていたら映画館に通う。コマンドー等の面白吹き替えでなければ絶対に吹き替えで視聴しない。字幕派。 インセプション(2010) 考察サイトを見ないとわからないSFを作ることで有名なクリストファー・ノーランが監督を務めた映画。他人の夢に潜り、情報を盗み出

          個人的おすすめ映画(一部ネタバレあり?)

          Vtuber(事務所)が嫌いな理由

          早速タイトルと矛盾してしまうが、自分は何も別にすべてのVtuberが嫌いというわけではない。 加えて、顔を出していない配信者が嫌い、というわけでもない。僕自身は昔典型的なニコニコキッズだったので、顔出し前のキヨ、レトルト、もこう、はんじょうなどのゲーム実況動画を好んで視聴していた。最近だと、顔を出していない歌手などもポピュラーになり、僕はACAねさんが好きだ。まあ確かにアバターではなく生身のワイプがある方が面白いという感覚はあるけども、特定されたり、女性の場合はストーカー被

          Vtuber(事務所)が嫌いな理由