感情を味方につけろ!
新型コロナウイルス騒ぎによる休校騒ぎ。
あんたも影響を受けているかもしれないな。
俺んちもご多分に漏れずものすごい影響を受けているんだが、その影響の受け方がチットばっかり特殊な事になっているのに気づいたんだよね。
妻が俺に言う。
ちょっとー!聞いてくれる!
おうおう、こう言うときは話をきちんと聞かないといけない。
なんつっても、コミュニケーション大事だからな。
今回は妻との会話で俺が気づいたことをまとめる備忘録だ。
我が家の家庭の事情ってやつ、ちっと付き合ってくれよな。
子供のコミュニケーション
この新型コロナウイルスによる休校騒ぎで、妻は甚大な影響を受けている。
学校に行けない息子は、午後からサービス提供される民間学童保育の場所に行くことにしている。
では午前は?ってなるわけだが、我が家の場合、妻が午前半休をとって子供の面倒をみて、午後から出社して仕事をこなしているってやり方をしてしのいでいる。
俺としては、そんな不自然なやり方はよくないとは思うんだが、息子がまだ小学2年生ってことで、一人で学童保育に行きなさいってのがなかなかに困難だという判断からこうなっている。
で、毎日息子を民間学童に妻が息子を送っていっているわけだが、そこに他の子供とのコミュニケーションが発生する。
やれ、「あ~また送ってきてもらっているの~」的なやつだ。
このやり取りが妻を痛く刺激するらしい。
曰く「こちとら休みをとって、しっかり母親やってるんじゃ。それをからかうとは何事か」ということらしい。
感情という「事実」
うん、子供相手にどうしたって思うだろうけれど、それが現実に妻の中に巻き怒っている感情の嵐ってわけだ。
感情ってやつは、外から観測することも出来ない。出来るのはその感情に伴った行動を見ることだけだ。
その意味では俺には妻の感じている感情を自分の中に再現することは出来ない。
ところが、この感情を感じているってのは紛れもない事実だ。妻の中にも俺の中にもあんたの中にも様々な感情ってやつがある。
その感情を抱いているのは、自分にとっては観測できようがどうしようが、れっきとした事実なわけだ。
この感情、とくに怒りや悲しみといった負の感情ってやつは、痛く俺たちを疲弊させる。
誰だって好き好んで怒り狂ったりはしないのは、この疲弊ってやつを経験的に直感しているからだよな。
とは言え、俺たちはこの感情ってやつをコントロール出来るようでできちゃいない。
アンガーマネジメントとか言うけれど、怒りの感情を落ち着かせる手段はあっても、そもそも怒りを発生しないようには出来ないのがヒトって生き物だ。
その意味で、俺たちは俺たちを完全に支配下に置けていないってのが現実的な見方なんだろう。
負の感情を発生を少なくする工夫
俺たちは俺たちの感情が沸き起こることを止められない。
その事実が腹に落ちると、次の手が思い浮かんでくる。
すなわち、負の感情の発生をどうやって少なくするかってことだ。
「さっき感情の発生は防げないっておまい言ったじゃんか!」
うん、あんたのご指摘はごもっともだ。
ここでやろうとしているのは負の感情の発生を「少なく」する工夫だ。
感じたくない感情を感じることを少なくするために、一つ事実確認をしておこう。
俺たちは喜びや楽しみといった正の感情と、怒りや悲しみといった負の感情を同時には感じられないってことだ。
竹中直人さんを除いて。
だとすれば、やれることはこれだ。
常に正の感情を感じていれば負の感情を感じずに済むってことだ。竹中直人さん以外は(しつこい)。
なに?そんなにお手軽に喜びや楽しみを感じられたら苦労はしないって?
ところが、わりかしその辺は方法論が確立しているらしいぜ?
その方法はズバリ「声に出して笑う」だ。
何?馬鹿にしてんのかって?
してないしてない。オイラは大真面目だ。
人間は感情を感じてから行動にうつしていると思うかい?
実際のところはそうじゃないらしい。行動に感情が引っ張られているんだそうだ。
なので、あんたが特に楽しくなくても声に出して笑ってみてほしい。
確実に楽しくなっていくから。
そうなっちまえば勝ったも同然。
楽しい気分はあんたから怒りや悲しみを締め出してくれる。
ついでに「夢をかなえるゾウ」によれば、なんか悲しいことが起きた時はこう言うといいらしい。
「運がいい!」
言葉ってのは不思議なもんで、運がいいってあんたの言葉をあんたの脳が受け止めた瞬間にその理屈を後付で考えてくれるんだと。ほぼ自動的に。
だからさ。俺たちは高笑いを決めながら「運がいいぜ!」って言っていこうよ。
その先にあんたが作り上げる世界ってきっと素敵なものになると思うんだよね。
なあ、あんたはどう思う?
俺たちのハッピーが俺たちの小さな行動の先にあるって信じられるかい?
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