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ウロボロスと死ぬ前に後悔すること

相槌を打ちながら、「ウロボロス」というドラマのことを思い出していた。

それは、大阪で一緒に食事したアラフォーの知人からこんな話を聞いたからだ。

『僕には、仲の良い、いわゆる親友と呼べるような友人が6人いて、そのうち2人は、中学高校時代の友人、それ以外の2人が浪人時代の友人、そして残る2人が大学時代の友人で、僕は働きながら、昔と変わらず彼らとずっと密に連絡を取ってきて、社会人としての階段を一緒にのぼってきたんだよね。みんな、それぞれの場所で活躍しているから、刺激になっているし、これから一緒に何かできないか、楽しみにしているんだよね。』

冒頭の「ウロボロス」というドラマは、一緒の児童養護施設で育てられた2人の主人公が、表の世界(ドラマの中では警察官という設定)と裏の世界(ドラマの中ではヤクザという設定)で組織のピラミッドの頂上まで昇りつめて、小さな頃から抱いてきた不可解な謎を解き明かそうとする物語だ。

話を戻して、僕の知人のように親しい友人たちと一緒に成長してきたんだというような話ができるのは、素直に羨ましいなと思った。

もちろん、僕にも同じように小学校の友人、中学高校時代の友人、大学の友人など、それぞれの友人たちがいて、たまに食事に誘って、近況を報告し合うことはある。

それでも、頻繁に連絡を取りながら、一緒に成長してきたと、他人に胸を張って話せるような友人は正直一人もいない。

今の僕は、まだまだ未熟だと感じたし、友人たちを巻込みながら成長していければ、将来社会を驚かせるような面白い仕事を一緒に手掛けられるかもしれない。

僕がたまに見返すことがある下記の記事の中に、「もっと友達と連絡をとればよかった」という項目がある。

看護師が語った、死の直前に誰もが口にする「後悔のことば」
https://tabi-labo.com/156441/5-regret-before-die

死ぬ直前に後悔しないためにも、図々しく、積極的に連絡して、友人たちと過ごす時間をもっと確保する。

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