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【法人設立】UAEのフリーゾーン完全版

今回は、UAEに法人を設立する際、多くの外国人が利用するフリーゾーンを紹介します。特にドバイには多くのフリーゾーンがあり、それぞれ適している産業や業種、設立費用が異なります。どのようなフリーゾーンがあるのか把握しましょう!

この記事はこんな人に向いています。
✅ タックスフリーの法人を設立したい
✅ 場所を問わないビジネスを始めたい
✅ UAEのビザを発行したい


フリーゾーンとは?

UAE政府は、フリーゾーン呼ばれるエリアを設け、外国資本の企業を誘致しています。ほとんどのフリーゾーンでは、所得税や法人税が免除されています。関税の免除、外資100%の法人設立などのメリットが受けられます。

各フリーゾーンは、独自の規制機関や管理機関を持っており、そのガイドラインや規則に従ってビジネスを行う必要があります。基本的に、フリーゾーン法人は、UAE国内に向けたサービスを行うことができません

UAEのフリーゾーン一覧

アブダビ

  1. Abu Dhabi Airport Free Zone (ADAFZ)

  2. Abu Dhabi Global Market(ADGM)

  3. Khalifa Industrial Zone Abu Dhabi(KIZAD)

  4. Masdar City

  5. Twofour54

ドバイ

  1. Dubai Airport Free Zone(DAFZ)

  2. Dubai Design District

  3. Dubai Healthcare City(DHCC)

  4. Dubai International Academic City(DIAC)

  5. Dubai World Trade Centre(DWTC)

  6. Dubai International Financial Centre(DIFC)

  7. Dubai Internet City (DIC)

  8. Dubai Knowledge Village(DKV)

  9. Dubai Media City

  10. Dubai Multi Commodities Centre(DMCC)

  11. Dubai Outsource City(DOC)

  12. Meydan Free Zone

  13. Dubai Silicon Oasis(DSO)

  14. Dubai Science Park Free Zone

  15. Dubai Commercity Free Zone

  16. Dubai National Industries Park(NIP)

  17. International Media Production Zone(IMPZ)

  18. International Humanitarian City(IHC)

  19. Dubai Production City(DPC)

  20. Dubai Flower Center(DFC)

  21. Dubai South

  22. Dubai Logistics City, Dubai World Central(DWC)

  23. Jebel Ali Free Zone Authority (JAFZA)

    1. Dubai Car and Automotive City Free Zone(JAFZA管轄)

    2. Dubai Cars and Automotive Zone(JAFZA管轄)

    3. Dubai Gold and Diamond Park(JAFZA管轄)

    4. Dubai Textile Village(JAFZA管轄)

シャルジャ

  1. Hamriyah Free Zone

  2. Sharjah Airport International Free Zone

  3. U.S.A. Regional Trade Center (USARTC) Free Zone

  4. Sharjah Publishing City Free Zone(SPC)

  5. Sharjah Media City Free Zone (Shams)

アジュマン

  1. Ajman Free Zone(AFZ)

  2. Ajman Media City Free Zone

ラス アル ハイマ

  1. Ras Al Khaimah Economic Zone (RAKEZ)

  2. RAK Digital Assets Oasis(RAKDAO)

フリーゾーン法人設立にかかる費用

フリーゾーン法人の設立は、自分で行うこともできますし、エージェントに依頼することもできます。

日本人のエージェントに依頼すると、法人設立〜ビザ取得サポートで200万円程度かかります。
英語ができる方は、自分でフリーゾーンに問い合わせするか、インド系のエージェントを使うともっと安く設立できます。

ライセンス料、アクティビティ数、ビザ発行人数によって費用は異なります。ネットビジネスの法人なら75万円程度で作れる場合もありますし、金融商品を扱う事業なら数千万円かかる場合もあります。

法人ライセンス

ドバイの法人は、ライセンスを取得する必要があります。法人を一つ立てれば、どんな事業でもしていいというわけではありません。下記の方なライセンスがあります。

  • 商業ライセンス:貿易や販売活動を行う企業向け。

  • 専門職ライセンス:専門的なサービスや職業を提供する個人や企業向け。

  • 産業ライセンス:製造や工業活動を行う企業向け。

  • 観光ライセンス:観光関連のビジネスを行う企業向け。

ライセンスを取得し、詳細な業種(たとえば、ITコンサル、ソフトウェア開発など)のアクティビティを取得します。

通常、法人ライセンスは一定期間で更新する必要があります。ほとんどの場合1年更新となります。仮に、ドバイで割安なフリーゾーンの法人で、ITサービス、アクティビティ3つ、ビザの発行が1人の場合、更新料は80万円程度です。法人税は0%ですが、固定費として更新費用がかかります。


以上、UAEのフリーゾーンをリストアップしました。
新しいフリーゾーンが設立されることもあるので、随時チェックしていきましょう。

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