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2拠点生活のススメ|第294回|何歳になっても季節は新鮮なもの

徳島に到着して、すぐに小松海岸へ。

晴れてはいるんだけど風が冷たくて、残念ながらというか予想通り波は無し。ここんとこ波はずっと無いようだ。何やら今日は早くも近畿地方で木枯らし1号が吹いたとのこと。記録がある1955年以降、最も早い記録に並んだらしい。

どうやら季節は急速に進んでいるようだ。

少し海岸を歩いてみたけどトレーナーでは寒くてすぐに車に戻る。風を求めてウィンドサーファーが数名、しっかりとフルスーツを着込んで手袋までしてのライド。いかにも寒そうな感じが滲み出ていた。

しかし毎度思うのだが、60年近く生きてきたというのに、暑さ・寒さの感覚というのはすぐに忘れてしまうものなのかな。真夏に冬の肌寒い感じは思い出せないし、真冬に夏のジメジメと汗がまとわりつくような暑さも忘れてしまう。急に寒くなったとはいえ、なかなか寒さに慣れていかないのは、そのせいなのだろうか。

毎年、寒さに対して新鮮な感覚を覚えるのは、人間誰しもが生きる上での危機管理のために、警戒させるようになっているせいかも知れないな。

季節を新鮮に感じるからこそ、その季節の風景や食べ物も同じように新鮮で、だからこそ深く味わいたいと毎年思う。先日お土産でもらった黒枝豆も最高で、お湯で茹でただけなのに、出汁で茹でたような深い味わいがあった。少し寒かったけどビールが進みまくり、やっぱり枝豆にはビールが良く合うんだな。

寒さが深まってくると、鍋も恋しくなってくる。

いつも季節を新鮮に感じさせてくれて、神様ありがとう・・・(笑)。

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