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2拠点生活のススメ|第267回|マトリックス復活

徳島から川西に帰ってきていつも思うこと。

それは川西の住まいが、いかに静かであるかと言うこと。家の中に居ると他の音が聞こえてこないので、まるで世界が止まっているかのような錯覚が起きる。もしくは自分だけが、異次元に迷いこんで取り残されてしまったような・・・。

静かな分、落ち着いてものを考えられるような気もするが、いくらモニターを見つめても気の利いた文章は立ち上がってこないから困る。前にも書いたことがあるが場所が変わると頭の中がシフトするまでタイムラグがあり、どういう訳かタイムラグ中は、どうも受動的なことしか受け付けないようだ。

そのせいなのかどうか分からないが、今現実に座って見ている書斎が、実は誰かがソックリに作った部屋にすり替わっているような気さえしてくる。これもタイムラグが生み出す現象なのだろうか・・・

ひょっとしてこれは、自分がマトリックスの存在に気付き始めたのかも(笑)

なんだか急に映画「マトリックス」の世界を思い出した。
人間が電池扱いされて、現実はカプセルの中に電極を繋がれて閉じ込められているのに、脳内ではマトリックスと呼ばれる仮想世界の中で、そうした現実に気付かずに普通に暮らしているという、当時度肝を抜かれたあの映画の世界。

このマトリックスは、哲学的でも有り、これからの人間の未来を深く考えさせられた映画で大好きなシリーズだったな。今でもDVDがすべて家の本棚に並んでいる

そのマトリックスの新作がどうやら今年の12月、およそ20年ぶりに見られるというニュースが飛び込んできた。タイトルは「マトリックス レザレクションズ」


resurrectionとは、復活、復興、再流行、キリストの復活、(最後の審判日における)、全人類の復活 といった意味があるようだ。

あのキアヌリーブスも今や56才、今回のマトリックスは感動的なラブストーリーだとも語っているらしい。

全世界がコロナに包まれている今、この映画が何を語るのか非常に興味深い。

ほんと楽しみだ!

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