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2拠点生活のススメ|第251回|テレビから姿が消えた日本代表

いよいよ始まったサッカーワールドカップのアジア最終予選。

初戦のオマーン戦に敗れ、予選突破に黄色信号が灯った日本代表。第2戦はアウェーでの中国戦。中国はブラジルやイングランドからの帰化選手が4人も参加しているとのこと、大丈夫なんだろうか・・・気になって仕方無い。

ところがアウェイでの日本代表戦は、テレビでは放送しないことが発覚。

まさかと思い、色々調べてみたが、見られるのはインターネット動画配信の「DAZN」だけ。放送権価格高騰が原因で、テレビ局が手を引き、長期放映権をDAZNが手に入れたようだ、その額は8年で2000億円とか・・・。

オリンピックもそうだったけど、世界的な人気イベントは今や巨大なビジネス。いよいよ「見たい人は、お金を払う」が当たり前、しかも視聴はオンラインのみという時代に突入したようだ。

日本サッカー協会も表向きは「代表の試合に関してはどなたでも見られる環境であるべき、非常に不本意な結果。」と言っているが、一方でJリーグも含めすべてのサッカーを放送するDAZNに感謝し、忖度するような発言も繰り返している。

私も背に腹は変えられないので、仕方無くDAZNと契約。

テレビでやってたヤベッチFCがこちらで引き継がれていたり、元日本代表のウッチーが解説するサッカー番組も放送、選手のインタビュー動画なども豊富で、サッカー好きにはたまらない充実の内容。

早速、眠い目をこすりつつ、深夜の日本代表対中国の試合中継を見る。

解説は元日本代表監督・岡田さんと中村憲剛さんという充実した顔合わせ。裏チャンネルでは、ヤベッチとウッチーが解説、コチラも気になる。しっかりと実践的な解説で、アナウンサーの絶叫やサッカー好きアイドルの与太話なども無く、とても気持ち良く見れた。

オマーン戦とはうってかわって、積極的な日本の攻撃。

結果は1対0だったが内容は圧倒的に中国を凌駕していた。勝ち点3を積み上げてホッと一息、この戦いをスタンダードにしてこれからの試合にも臨んで欲しいな。


いつでも、どこでも、スマホでも見られるオンラインでの放送。充実の中継内容で大いに魅力を感じたが、テレビの前で皆が集まって手に汗握ったサッカー観戦も忘れがたい。

やっぱり、テレビで日本代表の試合が見られないのは少し寂しいな。

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