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2拠点生活のススメ|第102回|オヤジのための簡単アレンジレシピ

徳島に居るときは、ほぼ毎日自炊するようになった。

・・・と偉そうな書き出しになったが、けして料理が得意というわけでもない。外食ばかりだと経費もバカにならないし、案外オヤジ一人でも、基本的なことが分かれば、手軽にそこそこ美味しく作れるもんだと気づいたのだ。

だから最近は、徳島に到着するとインターチェンジ近くの地場野菜即売店にまず顔を出す。豚肉や鳥肉、玉ネギ、なすび、キャベツ他、旬の野菜も必ず買う。どう使えばいいか分からない野菜でも、ネットが簡単レシピを教えてくれる。旬の野菜を食べることも楽しみの一つになった。

自炊を始めた頃は、いろいろ材料を買い込んできて、煮込み料理や炊き込みご飯など、一度作ると何度も食べれるものを作っていた。食べに行った方が安くない?っていうほどの食材を使って、俺って天才なんて思っていたのだが、いくら凝った料理でも、毎日食べると飽きるし、ガッツリ腹が減るという日ばかりではない。

チョコチョコッとつまんで、ビール飲むだけでOKという日もあるし、大阪から友人が尋ねてきて、外食ばかりに出ることもある。鍋に残ったカレーを見てゲンナリなんてことも度々あった。

1食ごとに料理するのは確かに手間だけど、徳島の野菜は美味しいから、シンプルに焼いてポン酢かけたり、オリーブオイルと塩こしょうで炒めて、粉チーズを振るというだけで、なかなかの1品ができ、ビールも進む。

最近は、醤油1・みりん1・酒1・砂糖1/2という基本の黄金のたれを覚えたので、ご飯さえ炊いておけば、このタレを使って肉と野菜を炒めたり、これで鳥と卵を煮て親子丼を作ったりといった、お手軽レパートリーも増えてきた。

ただ、何も浮かばないし、面倒くさいな、また黄金タレ味かとか思う日は、レトルト食品をアレンジするのが手軽で、気分も変わる。

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定番は、業務スーパーで売っている「大人の大盛りカレー」。1食55円という驚きの安さ。ところがこれが悪くない、辛口はしっかり汗が出る感じの辛さというところも気に入っている。このカレーの何がいいかというと、何も具が入っていないこと。レトルト食品の具材って、なんだか気持ち悪いし美味しくないのがその理由。

フライパンで、肉や野菜をニンニクを利かせて適当に炒め、そこにこのカレーを投入。フライパン一つであっという間に具だくさんカレーが出来上がる。簡単だけど見た目も本格カレー、さらにスパイスを追い足ししてやると、とてもレトルトで作ったカレーとは思えない美味しさになる。カレーパスタや出汁を足してカレーうどんなど、アレンジもいろいろ。

ほんと業務スーパーというのは、頃合いを良く分かっている。最近、やたらと人気があるのもうなずけるな。

まあ、何といっても徳島の野菜や肉のクオリティが高いので助けられている部分も大いにあるが、料理は苦手というオヤジが一人で困らないためにも、こうしたお手軽アレンジレシピを知っておいて損はないと思う。

5袋入り275円「おとなの大盛りカレー」オススメです(笑)。

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