刺激は、自分で探しに行かなくちゃ

世の中、相も変わらず緊急事態宣言発令となり、粛々とオリンピックが続く中、悲鳴と怒号が渦巻いているといった様相。

個人的には、仕事も落ち着いているし、インプラント施術で不自由な暮らしを余儀なくされ、言われなくてもステイホームで鬱々とした日々を過ごしている。

暇に任せて、ついついテレビやらSNSをめくると、思わず反応してしまうような話題が次々と流れてきて、それはアカンよなと怒ったり、素晴らしいと拍手を送ったり、その場しのぎの刺激を受けて、何とか退屈を紛らわしていたりもする。

しかしよく考えてみると、自分では何もせずにただ流れてくる刺激ばかりに身を委ねていると、知らぬ間に自分の価値観みたいなものがどんどん崩れて、間抜けな野次馬のようになってしまいそうだ。

そもそも2拠点生活を始めたのは、都会生活のある種カンタン便利から離れて、暮らしを見つめ直し、自分が愛せる自分に変わりたいと思ったから。

徳島に居ようと、無人島に居ようと、スマホをいじれば際限なくそうした情報が押し寄せるわけで、自分を刺激する種を楽して人任せにしていると、どんどんキツイ刺激を求め、自分を見失ってしまいそうで、2拠点の意味も無くなってしまう。

これではイカンと思うのだけれど、アスリートの活躍に一喜一憂するのが精一杯。

ここらで、目を覚まさないとまずいなと思うようになってきた。


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