見出し画像

2拠点生活のススメ|第72回|サーフィン事始め

徳島滞在中のイボンヌです。今日は朝からいい天気。何だか一足早く春がやって来たような陽気。しかも低気圧接近で、波も出ているとの情報。

さっそく車にボードを積み込んで海へ向かう。昨日とはうって変わって、小松海岸の駐車場は車がいっぱい。ウェットスーツ姿の人たちが嬉しそうに歩いている。当たり前だけど、これは本当に波が立っている証拠。

しかし、外は春の陽気とは言え、水はかなり冷たいはず、こんなに多くのサーファーが集結してるのは、いくら週末とは言え、正直驚いた。

海岸に出ると、いるわいるわ、ビーチの端から端まで入れると総勢70〜80名ほどが海に入っている。サイズは腰、たまにセットで腹といったところか。

暖かくなるのを待ちきれないサーファーがそれだけいるということなんだな。

意を決して私も着替えることに。水温が分からないので、長袖のラッシュガードをウェットの下に着込み、腰が冷えないようにウェット地のサポーターを巻く。さらにブーツとグローブを装着。着替えるだけで、正直ちょっと疲れる(笑)。

さっそく海に入っていく、着ぐるみ状態なので最初は水の冷たさも感じないが、アウトへとパドリングを開始するやいなや、目の前でブレークしそうな波が・・・ギリギリのところで乗り越えたが、水しぶきが顔面を襲う。

ヒエ〜、やっぱり冷たい、氷水を浴びたような感覚。

何とか、波を被らず、アウトに到着。波待ち体勢に入ったところで、誰かの声がする。振り返ると、良く海で会う顔見知りのサーファー。「冷たいね〜」と笑顔でお互い声を掛け合う。いくら冷たくても、久しぶりのサーフィン、馴染みの顔に出会えたことが嬉しいのだ。

そこにいい感じの波が来る。さっそくターンしてパドリング開始。

久しぶりすぎて、うまく反応できるのかとも思ったが、難なくテイクオフ。ラッキーなことにいい感じの波で、3〜4ターンしてプルアウトまで綺麗に決まった。

お〜凄いやん、オレ。

いきなりちゃんと乗れた。きっと人が見てたら気持ち悪い感じで笑ってたと思う。

再び、アウトへ。調子に乗って、すぐにまたテイクオフを試みる。今度の波はダンパー気味でテイクオフが遅れた私はそのまま撃沈、水の中へ頭から落ちる。

キエ〜、なんやこれ〜凍りそう!

いきなりの冷水に首が悲鳴を上げる。体勢を立て直して、ゆっくりと首を回してみる。良かった、なんとか大丈夫そうだ。


そんなこんなで1時間ほど、真冬の海を楽しんだ。さすがにこの時期にサーフィンするなら、真冬用のウェットが必要だと思い知った。

まともに乗れたのは最初の1本ぐらいかも。カラダの芯まで冷え切ったけど、ここにまた戻ってこれて、みんなに混じってサーフィンできたことが何よりも嬉しかった。

海の中でマスクなんてしている人は誰も居ない、ひとときコロナのことも忘れて、楽しめたことは、何よりのリラックスタイムでした。

海に入ることに必死で、写真撮るの忘れてた、何もお見せできなくてスイマセン。

2ヶ月ぶりのホームグラウンド、どうか今年も宜しくお願いします〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?