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2拠点生活のススメ|第322回|関西人気質

徳島に居ると、ついイライラしてしまうことがある。

それは車の運転。

徳島のドライバーは、信号待ちで車間距離をたっぷり取る。信号が青になってもなかなか動き出さないので、大阪ならば楽々クリアできる青信号が、再び赤に変わってしまうなんてことが起こる。

また、車間距離が空いているので、少し前に詰めてくれれば曲がれるのに曲がれないとか、近づいてもいない歩行者の横断をゆったりと待ったりと、安全運転としては素晴らしいのかも知れないが、普段大阪のせわしない運転に慣れているので、つい「なんで?」とイラッとしてしまう。「ここは徳島、イライラしないの」といつも奥さんにたしなめられるのだが、どうも納得がいかない。

大阪人は動く歩道で立ち止まらないし、エスカレーターも早足で歩くもの。回転寿司の回転スピードやエレベーターの扉が閉まるスピードも、他地域に比べ早いらしい。

なんだかこうして見ると堪え性が無く悪いイメージが先行するが、インスタントラーメン、回転寿司、動く歩道、駅の自動改札、レトルトカレーなど、待つのが苦手な関西人気質が生み出したイノベーションもたくさんある。

私が運転中イライラしてしまうのは、県民性という奴なんだろうな。

ただ徳島では、渋滞する道に合流する時も優しくどうぞとばかり入れてもらえるし、基本すぐ譲ってもらえるので気持ちよく走れるのも確か。これもお遍路さん文化なんだろうか。できることなら、徳島流運転が出来るようになりたいものだ。

・・・とはいえ、関西人気質が抜けるなんて日が来るのかな・・・。

当たり前と思っていることでも、地域が変われば当たり前なんかじゃない。外見もイカツいだけに「煽り運転」と間違われないよう注意しなきゃな(笑)。

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