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2拠点生活のススメ|第363回|宿プロジェクト〜もっと自由に宿を捉えようと思った

東京から徳島まで、キャンピングカーに乗って友人夫婦が尋ねてきた。

行政書士になると言って長年勤めた会社を辞めて猛勉強、せっかく試験に合格したというのに、キャンピングカーを買った縁で、キャンピングカー製造販売の会社に就職。今はキャンピングカーを販売するのが楽しくて仕方ないらしい。人生何がキッカケでどうなるのか、分からないものですね。

旅行業界は低調だというのに、キャンピングカーの販売は伸びているそうだ。空前のキャンプブームというのもあるのだろうが、確かにコロナ禍の旅行には向いているのかも。他にもペットと一緒に旅がしたいというニーズや、災害時の避難場所、また移動できるオフィスなど、いろんなニーズが好調の背景にあるという。

よく考えれば、キャンピングカーというのは移動できる宿。酒を飲みながら話を聞いていて、キャンピングカー専門のレンタカー屋なんていうのも、「宿をやる」と同義語なのかもしれないなんて思った。

そういえば、何かの雑誌で、カリフォルニアの街を見下ろせる山の上に、牽引型のキャンピングカーを数台並べて、宿として運営している記事を見つけて、感心したことがあった。もっともっと自由に、既成概念に囚われない宿のカタチを探るべきだし、宿とはこうあるべきなんて決めつけるのは良く無いと刺激を受けた。

たった1泊だったけど、友人の来訪に宿主気分でアテンド。徳島を心から楽しんでくれている友人を見ていて、自分も凄く楽しかったし、嬉しかった。宿をやるというのはきっとこういうことなんだろうなと夢が広がった。

そんなことを考えていると、別の友人から物件の情報が届く。やっぱり宣言してみるものだな。お正月気分もそろそろ終わり、映像仕事も動き始めたし、明日からは通常モードで動きだそう。




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