沖縄県民が”仕事に一生懸命”になれない理由
はいさい。沖縄県でDTaxというサービス開発に向けて動いている会社員の "けんじ" です。
僕は沖縄県民ですが、以前は仕事のために4年ほど関東に住んでいたことがあります。
そこで
「沖縄県民って仕事が適当なんでしょう?」
「沖縄の人って仕事できないよね」
「ウチナーンチュってサボり屋が多いんだろ?」
と言われていました。
料理人という世界で修行をしていたので、あたりがキツかったのはありますが、複数の先輩に言われました。
これって、
『沖縄県民 = 仕事に一生懸命でない』
というイメージがついている証拠です。
沖縄県民として悔しい思いをしましたが、言われてみると妙に納得したのでさらにショックを受けたのを覚えています。
そこで今回は、沖縄県民が仕事に対して一生懸命でない理由を3つ紹介します。
※あくまでも僕個人的な見解です。
沖縄県民が仕事に一生懸命でない理由① できる人がいじめられる文化
沖縄県民が仕事に一生懸命でない理由のひとつめは、できる人がいじめられる文化があるからです。
たとえば、沖縄の学生をみると
勉強に熱心なクラスメイトを「ま〜め〜(真面目)」と呼んでバカにすることがあります。
この言葉には、”勉強ばかり頑張って真面目を気取ってんじゃねぇ!” のような意味が含まれているので、言われた方は
「ま〜め〜って言われたくないから頑張るのやめようかな」
と心が折れてしまうのです。
バカにするのが1人や2人なら問題ありませんが、クラスメイト全体、いや多くの同級生から言われたら傷つきますよね。
もしも心が折れなくても、差別的に扱われたり、いじめの原因になることがあるのです。
このように沖縄県では、勉強や仕事ができる人がいじめられる文化があります。
沖縄県民が仕事に一生懸命でない理由② 足を引っ張る仲間たち
沖縄県民が仕事に一生懸命でない理由の2つ目は、仲間が足を引っ張ることです。
これは数年前に僕の友達の周りで起こった実話ですが
仲の良い友達が会社をやめて起業しました。
それを周りの人に言ったら
「おまえにはできないだろ」
「会社員を捨てるなんてもったいない」
「お金持ちになったら教えて〜」
と否定的な言葉ばかりでした。
これらの言葉には、激励の意味ではなく、挑戦する人をバカにしている気持ちが込められています。
素直に応援していないくせに、その会社が軌道に乗ったとたんに仲間面して寄ってくる人も多いです。
また、起業だけでなく出世やスキルアップに対しても、否定的な人がたくさんいるのも問題です。
沖縄県民の考える仲間とは「同じレベルで話ができる友人」を指す場合が多いので、仲間内で1人だけレベルがあがると途端に仲間外れにされます。
それを気にした結果、いくつになっても仕事で成果を挙げられない大人になります。
沖縄県民が仕事に一生懸命でない理由③ 家族がサポートしてくれる
沖縄県民が仕事に一生懸命になれない理由の3つ目は、家族のサポートが手厚いことです。
他県に比べても、家族や親族同士の付き合いが密なので、なにかあれば家族に頼ることができます。
その結果、特別な理由もなく30代で就職していない人や、40代で実家暮らしをしている大人も多いです。
「親がサポートしてくれるから自分はがんばらなくてもいい」
という思考になりやすいのが問題です。
仕事に一生懸命な沖縄県民が増えて欲しい!
今回は沖縄県民が仕事に一生懸命になれない3つの理由を紹介しました。
共通する大きな原因は、本人ではなく沖縄独特の文化にあります。
とはいえ、仕事を一生懸命にやるかは完全に本人の意思次第です。
「周りがなんと言ってもやる」
「仲間外れにされてもやる」
「家族に頼らずにやる」
のような強い意思が重要です。
しかし、なかには「それだけ一生懸命になれる仕事がない」という人もいるでしょう。
それなら自分で仕事を作ればいいだけです。
僕らは会社から与えられた仕事ではなく "僕らで一生懸命になれる仕事" を作ります。
まずは僕ら自身が仕事に一生懸命な姿を示します。
まずは僕らの目の前の仕事に取り組んでいき、ゆくゆくは沖縄県民が仕事に一生懸命になれる時代になればいいなと思っています。
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では、今回はここまで♪
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