【糖尿病の食事】暑い日はゴーヤチャンプルー
私はどうしても病院食の献立づくりのクセが抜けず、家でも病院みたいな食事を作ってしまいます(笑)
だからって全然栄養計算まではしていないんだけど。
主菜1品(たんぱく質)・副菜2品(野菜)
炭水化物である主食を食べ過ぎないようにすれば、糖尿病の人もこれでほぼ大丈夫だと思います。
詳しい計算方法や献立の立て方は、また別の記事でまとめたいと思っています。
糖尿病の薬膳メニュー
まだまだ暑いですね・・・
台風が近づいているでの、低気圧頭痛が起こっている私。
水はけのよいもので、暑さ対策のできるメニューにしようと思いました。
昨夜のメニューは
ゴーヤチャンプルー
わが家のゴーヤチャンプルーの材料は
ゴーヤー
もやし
にんじん
豆腐
豚肉
卵
ゴーヤーは薬膳的にも栄養学的にもおすすめの野菜。
体の熱を冷ましてくれる効果があるので、暑い日にピッタリです。苦み成分が胃液の分泌を促してくれるから、消化にも良い。
栄養学的には、抗酸化作用が期待できるビタミンC、老廃物の排出を助けてくれるカリウム、腸内環境を整えると言われる食物繊維などが含まれています。
豚肉は疲労回復や糖質代謝に効果的なビタミンB1が豊富で、気血を補い体力回復にも役立ちます。
豆腐は体の余分な熱を冷ましてくれます。レンジで2分ほどチンして水分を抜いてから焼きました。
卵は血のめぐりを良くすると言われています。
この1品で夏の暑さに疲れた体を立て直してくれるかなと思って。
わが家の味付けはオイスターソースと醤油、かつおだしです。
甘味料を使わないから、糖尿病にも優しいですよね。
冬瓜とエビの煮つけ
冬瓜が好きな小学1年生の息子。変わってる(笑)
エビが嫌いなのにエビのダシが好きで、少し加えました。
冬瓜て「冬」って書くのに夏野菜です。
夏に収穫するけど保存できる食材だから、昔は食べ物の少ない冬まで置いておいて保存食としていただいていたそうですよ。
体の熱を冷ます働きと、むくみを解消する働きがあると言われています。
(冬に食べたら冷えちゃうね)
栄養学的に見ると、こちらもビタミンCやカリウムが豊富。
カリウムの働きでむくみを解消できるのかな…と思います。
頭痛に効いてくれ・・・
味付けはうすくち醤油と少しのみりんだけ。茅乃舎さんのおだしで煮ました。(減塩タイプのダシですが、味があるので醬油は少なめに)
長芋の短冊
長芋は栄養学的には炭水化物の多い食材になるので、いっぱい食べると血糖値は上がります。
ただ、薬膳の世界ではすごく重宝される存在。
敬遠するのはもったいないと思います。
要は量です。
滋養強壮効果があり夏バテにも良いとされ、疲労回復も期待できます。
東洋医学でいう「腎」を強化し、老化を防止する食材としても有名です。
今回は細く切って、減塩醤油とわさびで和えました。
少量です。
細く切ることで、量が多く見えるマジックを使うのもコツ。
シャキシャキ食感はよく噛むことにもなるので、血糖値上昇を抑えられます。
黒米ごはん
薬膳ぽくて、しかも美味しいから続けています(笑)
赤飯のように赤くなるのは、アントシアニンというポリフェノールの色で、眼精疲労や体のさび付きに良いとされています。(糖尿病にもね)
普通のお米にほんの一さじ加えるだけで、もちもちしたごはん(黒米の部分はプチプチ)になります。
薬膳効果として滋養強壮・抗酸化作用・血行促進・消化促進・眼精疲労改善などがある言われています。
黒色は「腎」に効き、老化防止にも期待できる食材です。
夫は夜、このご飯を150g計量して食べています。
なんてことはないから、難しく考えないで
こうやって書いたら、すごく薬膳ぽいけど。
後付けみたいなものですよ。
食べたいものを栄養バランスよく並べたら、薬膳的にも良かった・・・みたいな。
暑い夏には夏野菜を食べる。
旬のものを適量食べれば良いわけです。
やっぱりまずは「栄養バランス」かな。
そんなお話もまた、まとめたいと思います。
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