🌷花屋が教える、チューリップの咲き方の違い🌷

まだまだ、寒い冬が続きますが、お花屋さんでは段々と春が訪れています。春を代表するチューリップも色とりどり並んでいます。皆さんはどれがお好きですか？

《花言葉》
お花には、それぞれ花言葉がついていますが、チューリップは、色や本数によって花言葉が異なります。
チューリップ全体としては、「思いやり」や「博愛」などがあります。

色ごとに異なる花言葉

・赤　「愛の告白」
・ピンク　「誠実な愛」
・黄　「正直」
・オレンジ　「照れ屋」
・白　「新しい恋」
・紫　「永遠の愛」

本数で異なる花言葉

1本「あなたが運命の人です」
3本「愛してます」
4本「一生愛し続けます」
6本「あなたに夢中です」
8本「思いやりに感謝します」
9本「いつも一緒にいたいです」　
10「あなたは完璧」
11本「最愛」
12本「恋人（妻）になってください」
15本「ごめんなさい」
16本「不安な愛」
17本「絶望の愛」
40本「永遠の愛を誓います」
50本「永遠」
99本「永遠の愛」
108本「結婚してください」

自分の好きな色をプレゼントしたり、自宅に飾るのも良いですが、花言葉を考えて渡すのも良いですね。

《咲き方》
チューリップは6種類の咲き方に分けられます。
・一重咲き
最もスタンダードな咲き方です。品種も豊富で、チューリップと言えばこの形ですよね。

・八重咲き
花びらが多く幾重にもなっており、ボリュームがあります。高級感があるタイプです。

・ユリ咲き
花びらの先が、細くとがり外側に開く咲き方です。ユリの花に咲き方が似ている事からきています。

・クラウン咲き
くるんとウェーブをしながらそり返る咲き方です。花が王冠のように見える事からこう呼ばれています。

・フリンジ咲き
花びらの縁にギザギザの切れ込みが入る咲き方です。レースの様な縁取りは、個性的で可愛らしいですよ。

・パーロット咲き
パーロット(parrot)とは、オウムのことです。花びらに、切れ込みがありフリル状にねじれて咲き、オウムの羽の様に見える事から、こう呼ばれる様になりました。

《長持ちさせる方法》
チューリップは、光に向かって伸びる習性を持っています。品種にもよりますが、1日で約3㎝ほど伸び、次の日には違う方向を向いていたりします。そこで、長持ちさせる方法を4つご紹介します。

・蕾を選ぶ
チューリップは、光や温度によって、花が大きく開いたり閉じたりする植物で、暖かいとすぐに咲いてしまいます。お花屋さんで選ぶ時は、なるべく蕾のものを選びましょう。

・水切りをする
水を好む植物なので、花瓶に行ける前に水の中で茎を切りることで、水の吸い上げが良くなり長持ちします。

・飾る場所を選ぶ
伸びる性質を持っているので、直射日光の当たらない風通しの良い、涼しい場所を選びましょう。

・毎日水を変える
水は、毎日替えることでバクテリアの発生を防ぎ、長持ちします。替えた際には、茎を切り戻しすると更に良いです。

《最後に...》
チューリップの魅力は、多様なかたちと咲き方です。好きなチューリップは見つかりましたか？毎年新しい品種も増え、数えきれないほど品種があります。同じ種類でも一本一本個体差があり、色の入り方もそれぞれ違います。自分のお気に入りを探しながら、春を楽しんでくださいね。