【採用のトレンド】リファラル採用って?
先日は【③アルムナイ採用】についての記事を書きましたが、本日は【④リファラル採用】についてです。
【採用のトレンド】
①ダイレクトリクルーティング
②ソーシャルリクルーティング
③アルムナイ採用
④リファラル採用
【リファラル採用とは?】
すでに自社で働いている従業員から友人や知人を紹介してもらい、採用を行う手法のことです。
リファラル(referral)とは「推薦」や「紹介」という意味があり、元々は欧米で広まった手法ですが、人材不足が問題となっている日本でも注目されるようになってきました。
【リファラル採用と縁故採用】
従業員からの紹介というと「縁故採用ではないのか?」と思われる方も多いのではないでしょうか。いずれも紹介者がいるということは共通していますが、本日は大きく異なります。縁故採用は紹介者との関係性が重視され、採用が決定しているケースが多いのに対し、リファラル採用はスキルや能力を重視し、求める人材かどうかを判断して採用するか否かを決定します。
【メリットとデメリット】
リファラル採用を活用することで、通常に比べて求人媒体費の削減ができますし、採用プロセスも簡略化され、人事担当の手間や労力の削減もできます。
自社の従業員がリクルーターとなることで、求める像に近い人材を集めると同時に、入社後のギャップも生じにくくなります。
しかし、従業員による紹介であるため、紹介者と候補者との人間関係には配慮が必要です。不採用になった場合の気まずさや、紹介者が退職する場合に、同時に退職を検討してしまったりというケースもあります。
また、紹介者となる従業員がメインで採用活動を行うため、通常業務との調整も必要です。候補者が転職を希望してなかった場合には、採用活動が長期化してしまう可能性もあり、さらに負担増となってしまいます。
リファラル採用は従業員が知人に自社の魅力を伝え、会社と知人をつなぐ採用活動です。「従業員の会社に対する満足度」が大きなカギとなります。
当社のビジョンの中に「私たちは働くすべての人を幸せにします」という考え方があります。リファラル採用について書いていく中で、あらためて自社のビジョンについて考えるきっかけができました。
また次の機会に「社員満足」や「エンゲージメント」について書いてみたいと思います!!