はじめてのストーリーテリング ~人を動かす「ストーリー」の組み立て方・伝え方~【講師:狩野みきさん】
プレゼンテーション・クリエーター長野和哉です。
今日は「ビジネス・ストーリーテリング」について。
さて、みなさんにとって、心を動かされる「プレゼン」って、どんなプレゼンでしょうか。
例えば、ティーブ・ジョブズのスピーチ動画や、TEDのトーク動画などを見て、心を動かされたことはありますでしょうか。
実は、心を動かされるプレゼンに共通するメソッドがあるのです。それが「ストーリーテリング」です。
欧米では一般的になっているメソッドのようですが、日本人にはまだ馴染みが薄いこのメソッドを知ってみませんか?
この文章を読んで得られること
この文章を読むことで「ビジネス」における「ストーリー」の活かし方をたったの5分で知ることができます。そしてあなたも、人の心を動かすプレゼンに挑戦したいし、できそうだ!ときっと思えることでしょう。
ストーリーテリングとは?
さて、そもそも「ストーリーテリング」とは何でしょうか。
「ストーリー」は、【物語】。「テリング」は【話す】だから、直訳すれば「物語を話す」。
でもそれって、ビジネスに何か関係あるの?って思いますよね。
「ビジネス」と「物語」 が結びつかない。
有料セミナーに参加!
私もそうでした。
なんとなく、「ストーリテリング」という言葉は知っているような状態でした。そんな中、会社の福利厚生で有料のセミナーがあることを知りました。
その内容はこんな内容です。
タイトル:”はじめてのストーリーテリング ~人を動かす「ストーリー」の組み立て方・伝え方~”
これは参加せねば!と速攻で申し込みました。講師は日本のTEDトークでも登壇されたことのある有名な方。
しかし、、セミナーは3ヶ月先まで「満席」
様々な人に「なんとか参加できませんか?」と散々ネゴりましたが、だめ。しょうがない・・「3ヶ月待って、参加しよう!」。そしてそして、先日やっと、参加できた次第です。
セミナーで得た、ストーリー3つの力
このセミナー、かなり実践形式で「自分の」ストーリーを語らせるパートが多くあり、結論、大変有意義でした。
講義形式で眠くなる・・といったことはまったくなく!講師の方の話が全く飽きさせず・・・実はここにストーリーテリングが使われていたのですがーーものすごく時間が早く経ちました。
後半はずっと4人のグループにわかれて、お互いのストーリーを即興でプレゼンしあう形式。これがまたよくて、初対面の、まったく知らない関係でも、すごく相手のことをしれた気分になれたのです。
この日の、たった3時間のセミナーでしたが、私はストーリーの力を、参加前に比べると、かなり実感できたのです。
ストーリーについて3つのことを学びました。
①自分の伝えたいことをより相手の感情に届く形で届けられる
②数値は反論を呼びやすいがストーリーは記憶に残せる
③失敗のストーリーが最強である
ストーリーテリングの活かし方
では、ストーリーテリングはどのような場面で活かせるでしょうか。当然、ビジネス・ストーリーテリングなので、ビジネスの場面、つまりは社内社外を問わずプレゼンの場面や、商談で活かしたい。
そのような場面で、「伝えたい」ことにつながる、「個人的な」話をまぜていくのです。
その際に大事なことは誰かが話した「セリフ」を入れること。「セリフ」があるだけで、いっきに臨場感が高まるのです。そしてそれは、ストーリーになるのです。
避けるべき「自慢話し」
ただ、ストーリーとしては絶対に避けるべきことがあります。特に日本の場合、ということで講師の方も話をされていました。それは、、「自慢話」です。
私達はストーリーを語ろうとする時、最初に思いつくことは「成功の話」でです。こんなに努力をした、だからうまくいった。そんな話をしたくなります。でも、それは聞き手にとっては「教訓話をされても・・」「おしつけがましいなぁ・・」という印象になってしまうのだそうです。
「うまく行った話」は反感も生みやすい、妬みをうみやすいということだそうです。
では、どうしたらいいか。それは先程の3つの学びにも書いた通り「失敗談」を語るのです。人は、他人の失敗談なら喜んで聞きたくなるそうです。
まとめ
今回は「ビジネス」における「ストーリー」の活用方法について説明しました。
無機質なパワーポイントのプレゼンになりがちな日本人や日本の会社のプレゼンシーンにおいて、ストーリーで語れるようになることは、相手の感情を動かし、説得力を増し、決裁や承諾など、ビジネスの成果を得やすくなるコテゃ間違いないでしょう。
ぜひみなさんも関心があれば、ぜひ学んでみてください。
私が学んだストーリーテリングの講座
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