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【ビジョンの活かし方】会社の個性が発揮されるオフィスを作る〜オフィス完成編〜

こんにちは!DSCL Inc.広報部です。

弊社は2023年6月にオフィスの引っ越しを行いました!DSCLのビジョンである「EMPOWERED BY DESIGN」を活用し「一緒にデザインし、質の高いコミュニケーションを促進する場」という方針を見出しながら物件選びを進めました。この記事の前編では、そのプロセスについてご紹介しています。

後編では、実際にどんなオフィスになったのか、働き方がどんな風に変化したかなどについてご紹介します。自分の会社ににビジョンや理念はあるけれど、どんな時にどうやって活かせるのかピンと来ないんだよな〜という方の参考になれば幸いです!


オフィス家具・備品の配置を決める

無事に物件が決まったところで、どの部屋をどう使うのかを検討しました。Figmaを使用し家具の配置を社内で検討していきました。(Figmaの本来の使い方ではないですが笑)

DSCLのデザインプロセス「発散と収束」や、理念に含まれる「伴走」を念頭に置き、それぞれの部屋でどのようなコミュニケーションを促進させることがふさわしいかをアイデアを出していきました。

実際こうなった!

チームでアイデアを発散できる会議部屋

会議部屋には大きなモニタ、ホワイトボード、付箋やペンなどの文房具、会議用マイク・スピーカーが揃っていて、アイデア出しから方針決め、オンライン会議など様々なコミュニケーションで活用されています。

椅子を増やすと10人入れるので、四半期ごとの社内イベント「発見祭」ではほぼ全社員が集まり、一体感を高めることができました。

集中してアウトプットができる作業部屋

天井が高く窓のある明るい空間で、個人作業に集中することができる部屋です。個人作業を主な用途としつつも、ホワイトボードを設置してあるのでレクチャーやプチ会議などのコミュニケーションにも活用されています。

ちなみに、DSCLのデスクは集積材を使用した特注品で、机の傷などを気にせずガシガシとものづくりができるようにデザインされています。

開放的な雰囲気のルーフバルコニー

屋上はルーフバルコニーになっています。床にウッドタイルを貼ったり、屋外用のベンチ・テーブルなども置かれ、非常に良い感じのチルスポットになりました。

会議後や就業後に社員が集まっている姿をよく見かけます。会議の振り返りや1on1、業務以外の雑談や人生相談などのコミュニケーションにも活用されています。

洗面所や屋根裏部屋をオンライン会議ブースとして活用

コロナ禍以降の業務で欠かせないのがオンライン会議ブース。選んだ物件が住宅としても使用できるものだったため、洗面所や収納用の屋根裏部屋をオンライン会議ブースとして活用できるようにしました。

これにより「オンライン会議ができなそうだから家で作業しよう」という状況が解消され、出社の機会を増やすことに繋がっています。

地道なアップデートで居心地を向上

より良い環境になるよう、会議室の使用ルールを整備したり、サインを設置したり、デスクを増やしたり、電源コードを整理したりと、日々地道にアップデートを行っています。

オフィスアップデートのslackチャンネルは社員に公開されていて、どんなアップデートがあったか都度共有されています。

パートナーやお客さまとの交流会も実施

アップデートがある程度完了したところで、今までお世話になったパートナーの方々やお客さまを招待し、改めてご挨拶し今後の展望などについて共有し合う機会としてオフィスのお披露目会を行いました。

集まりやすい部屋や気持ちの良いバルコニーがあり、駅からの距離も近くなり、オフィスがまさに社内外問わず「一緒にデザインし、質の高いコミュニケーションを促進する場」になったことを実感しました。今後も定期的にこういった場が設けられると、交流が促進できて良さそうです。


社員の声を聞いてみた!

今のオフィスについて、社員にも感想を聞いてみました。

とにかくバルコニーが最高
・バルコニーが控えめに言って最高!閉塞感がなく、キャンプをしているような気持ちになれる。 就業後に軽く缶ビールでも飲みながら雑談する風潮ができたらいいな。
・天気の良い日は、1on1にも活用している。コーヒー飲みながら、タバコ吸いながら話すことができて、デザインのことや仕事のことを肩肘張らずに話せる場になっている。
・普段のプロジェクトではあまり関わることのないメンバーと何度かバルコニーで遭遇して、そこでしばらく話したりした。
・10人ぐらい入れるので、外部の人を呼んだときの会場としても活用できる。

会議室や作業部屋が分けられたの良かった
・会議室と作業部屋を切り分けられたことで、集中できるようになった。
・会議室の予約が共有カレンダーでできるようになり安心。
・他社との勉強会がやりやすくなった。
・会議室、作業部屋、バルコニーでそれぞれ違う話題を話せていい。
・洗面所や屋根裏を利用した個別ブースは、会議室の予約が埋まっていても使えるので、かなり便利なスペース。安心して出社できる。

その他
・駅近なので、人に「遊びにおいで」が言いやすくなった
・オフィスが明るくなってうれしい!風が入るようになってうれしい!
・日が入るので、時計を見なくても時間帯がわかるようになった。メリハリが少しつくようになった気がする。


ビジョンを活用するのって大事だな〜。

新しいオフィスを使い始めて約4ヶ月。物件選びの際に想定していた「一緒にデザインし、質の高いコミュニケーションを促進する場」が実現できていると感じています。

特殊な設備があるわけではありませんが、ルーフバルコニーは一番の特徴と言えそうです。仕事とプライベートの中間のような場で、人と人としてのコミュニケーションをできるところにDSCLの文化や個性が現れているように思います。

このように、会社のビジョンを形骸化させず、何かを決める時の判断材料にすることで、会社全体で同じ方向に向いて進むことができるようになります。やみくもに多数決などで決めるのではなく「この指針に従ってこうしよう」と決める事が出来るようになるのです。

ビジョンを形骸化させず、活用していくことって大事ですよね。

ちなみにDSCLでは公式ページで、自社のビジョンや理念をご紹介しています。事例紹介ページでは、新しい部署のビジョン策定や、チームビルディングやインナーブランディングなどの事例も掲載しているのでぜひご覧ください!



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